スノーモービルガチンコ対決 Expedition sport vs Tundra LT(2020年モデル)

 前回のスノーモービルのお話の中で候補としたSki-DooのExpedition sportとTundra LTは同じトラック長、幅を持つモービルで、購入候補として迷う場合もあるかと思います。時々覗いてみるアメリカのSki-Dooユーザー専用掲示板で、この2台両方を持っている方の詳しいインプレが書き込まれたスレッドがあったので、それを元にご紹介したいと思います。

 →詳しい比較が載っていたアメリカのサイトdoo-talkのフォーラム(ブラウザグーグルChromeなどで、ワンクリックで日本語化可能)
 結論からすると、Expediton sportの方が使いやすくていいようです。(すみません。前回と変わらない結論です)

1 スキー幅とサスペンション

 一番の違いは、スキー幅とサスペンションです。Tundraは縦にストロースするLTSサスペンション(写真)で、スキースタンスは32インチ、Expeditonは一般的なモービルのデュアルAアームサスペンションでスキースタンスは42.4インチです。シャシーはそれぞれ違いますが、後ろ部分の仕様はほどんど同じです。

 前の仕様が乗り味に大きな違いをもたらすようです。特にTundraの狭いスキー幅は、「Tippy」=こけ易い原因となっており、これが一番の問題のようです。自分で乗っているTundraもスピードを出したり、狭いところをターンしようとするとどうしても不安定な感じがします。

2 前方重量

 また、Tundraは前方エンジン部が重く、同じような積雪量の場所に突っ込んだ場合、スタックしやすいとも言われています。私はまだそれほどの積雪のある場所に突っ込んだことはないので、スタックは経験したことはありませんが、あまりうれしくない特徴です。

 購入前にこの情報も少し得ていたので、少しでも余分な浮力を得ようとスキーより一回り大きなスキースキン(写真)を履かせてます。

3 長距離移動

 長距離の移動については、乗り比べた方の感想では、疲れは、Expeditonの方が少ないようで、乗りごこちもはるかにいいとの感想を持っているようです。また、最初から独立した2シートが付いている(写真)Expedtionの方が座面が広く、2名が座れるだけのシートしかないTundraに比べて、はるかに快適な2人乗りが出来ます。私はこれがいやだったので、Tundraのシートを2シートに付け替えました。

4 積載性

 Tundraには、標準で後部の荷台バーがついており、そこには80リッターのバックがすっぽり収まります。Expeditionにも、旧型には荷台のバーたありましたが、写真を見るとTundraよりは長さがない感じがしました。2020年モデルの新型では、荷台のバーはオプションで装着するようになるようです。こちらは、Tundraが優れており、値段以外でそれを選んだ理由でもあります。

5 整備性

 整備性についても、Expeditionの方が良いようです。特に顕著なのがバッテリーの位置で、Tundraはかなり奥まったところにあり、取り出しずらいのに対して、Expeditionはすぐに取り出せる位置にあるようです。寒い時期の乗り物でバッテリーの消耗が激しいことも考えるとこの差は大きいと思います。

6 まとめ

 Tundraが有利なところは、狭いスタンスを利用して幅の狭い林間を駆け抜ける場面と座席後ろの荷台に多くの荷物をつけたい場面だと思います。氷上釣りでは、荷台に荷物を多くつけられるのには重宝しています。また、氷の質のわるい桧原湖では、シャーペット状の氷が前のサスペンションにつきずらい利点があるかもしれません。
 何れにしても、UPダウンの激しいところを長時間乗らなければ、2台に実用上それほどの違いはないのではないかと思っています。

 比較された方は、Tundraを購入した友人の多くがExpeditionに買い換えたとまで言っていました。Tundraの一つ前のモデルは、排気量も少なく軽快なモデルだったようで、「ボンバルディアは何でこんなにHead Heavy(頭の重い)なモデルを出したんだ」と恨み言を言う方も、掲示板ではちらほら見受けられます。

 丁度2016年モデルの購入時期には、Expedition sportは900ccしか輸入されていませんでした。購入した郡山市のエムズショップさんも氷上釣りの一押しはExpedition sportでしたが、900ccは価格的に手が出せませんでした。2020年モデルでは600ccのExpediton sportがTundra LTより9000円ほど高い値段(1,521,000円)で販売されるようです。

<1月23日追記>
 ドリルキャリアと魚探を付けに行ったら、前のモービルをお譲りした方の新車「Expedition soprt」がありました。この記事でも、前の記事でもさんざん勧めていたモービルなので、とてもうれしいです。写真は私のモービルとの記念撮影です。

<3月6日追記>
 Ski-Doo2020モデルが発表になり、Expedition sportのプラットフォームにREV GEN4が追加されました。日本に入って来るのはこちらのようです。新しいプラットフォームでは、更に乗りやすくなることと推定します。また、TundraLTのカラーは、白から再度黄色に戻るようです。

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