氷穴保護板製作

 昔スノーピークのテントに合うように、氷穴に被せるゴム張の板を作って、とても重宝していました。しかし、ここのところ楽な椅子釣行がメインとなって、出番が少なくなり、一昨年廃棄してしまいました。今年からのテーマが、氷上での作業(設営・撤収)をいかに楽にするかですので、しばらくぶりに、再度作ってみることにしました。

 氷上釣りでは、特に渋い時期のアタリが微妙であることが多く、竿台の安定が必要です。誘った時に台が安定しないと、穂先の動きが魚のものなのかどうか判別することが難しくなります。竿台を雪氷上に置いて固定してもいいのですが、下の盤が軟弱な桧原湖などでは、どうしても誘っているうちに沈んだりしてしまいます。そこで、ゴム張りの氷穴保護板を雪氷の上に固定させると、とてもアタリがとりやすい環境が整います。
 以下で、簡単に製作過程をご紹介します。

1 材料
 コンパネを82cm×76cm×15mm(ソリに2つ折りサイズ)にホームセンターで切ったもの、2mmのゴム板80×100cm、セメダイン2本、クリアラッカー2本、丁番2個、木ネジ12本

2 道具
 電動丸ノコ、電動ジグソー、充電式ドリルドライバー、カッター、マジック

3 製作
 コンパネにセメダインを塗り付け、そこにゴム板を接着させます。半日位置いて接着が完了したら、はみ出た部分のゴムをカッターで切ります。この板の裏面にクリアラッカーを重ね塗りして、完全防水化仕様にします。防水作業が完了したら、電動丸ノコを使って丁度半分になるようにに切り、2箇所に丁番を取付、折りたためるように加工します。折り畳みサイズは、氷上のソリの大きさを測り、丁度乗る大きさにします。私のソリだと縦76cm、横41cmでした。

 次に、折りたたんだ板に穴の輪郭をマジックで記入します。ここでの注意は、実際に氷上で穴を開ける時その間隔には必ずブレが生じるので、あらかじめ10cm位のブレを見込んで、楕円形に成形することです。1カ所に電動ドリルで大きめの穴を開け、そこに電動ジグソーの刃を入れて、輪郭に沿って丁寧に丸く切り取っていきます。切り取った断面と、板の断面にもクリアラッカーを塗って防水処理をします。

 2つに折るとソリにピッタリ収まるサイズですので、持ち運びは便利です。ただ、しっかりしている分、重いのが難点で、徒歩で運ぶには少々重く、モービルで牽引しての方が楽です。基本的にモービルテント釣行に合った道具です。徒歩釣行用には、これよりも小さな竿台の脚のサイズに合わせた小型のゴム張板の方が便利なので、そちらも製作します。

 これで、テントの中央部にしっかりした台座が出来るとともにテント内の断熱をはかることも出来ます。これに4mm厚の銀マットを組み合わせると、氷穴を除いてちょうど底面が全て覆われる形になります。底からの冷気が上がって来ず、またテント内の熱気が氷の表面に伝わらず、とても快適に過ごすことができます。熱で溶けた氷が水となってテント内が水浸しになるよう危険性は少なくなります。

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