タニシの味噌汁(つぼ汁)を作る

 先週、現在仕事をしている場所の隣の水田跡地を見たら、タニシがうじゃうじゃいました。今年の梅雨の長雨で、あちこちに水たまりが出来たようで、タニシの生育環境に丁度良かったようです。

 早速、帰りがけに採集したら、10分位で結構な量が採れました。味噌汁にするには十分な量です。

 タニシの味噌汁は、昔ごちそうになったことがあり、シジミに似たとても美味しい味がした覚えがあるので、楽しみです。現在でも「つぼ汁」として山梨県から長野県方面では郷土料理として食べられているようです。

 先ずは、他の貝同様の泥抜きが必要となってきます。色々調べてみると短いものでで2~3日、長いもので1週間とありましたが、3日後には食べたかったので、金曜のう夕方から日曜の夕方までの時間をかけて泥を抜きました。

 1日に2回位水替えをすると、かなりの泥が底にたまっていました。日曜の夕方にはバケツの底に吐き出した泥がほとんどなくなっていました。

 そこで、夕飯の味噌汁のために、殻についた泥を歯ブラシで落としました。貝殻の間には結構な泥がたまっているので、丁寧な作業が必要です。泥抜きしている間に死んでしまったタニシも見つかって、殻から身が出た感じになってしまっています。こちらは、取り出します。

 水を張った鍋に入れて、煮詰めて、味噌と出汁を入れたら完成です。

 丁度、シジミと同じコクのある味がして、とても美味しいです。身は楊枝でつまみ出していただきます。こちらもシジミと同じような味がします。

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