うなぎ釣りの反省など

 今回、初めてうなぎ釣りをしてみて、感じたことや反省点等があったので、ご報告したいと思います。

1 釣りについて

(1)適正な竿

 今回は4.5mの磯竿と2.4mの投げ竿を使いましたが、当然ながら2.4mの投げ竿の方が使いやすかったです。

 合わせのタイミングから、硬めの竿が良く、2.4mより少し長い、2.7m位がベストだと感じました。早速、リールとのセット竿を上州屋で入手しました。

 出す本数ですが、手持ちに近い形がアワセには丁度いいので、2本で十分だと思います。

 当初向こうアワセののんびりした釣りかと思っていましたが、やはりしっかりアワセないと魚が掛らない感じです。

(2)針の大きさとハリス・オモリ等

 今回は、うなぎ針の13号に、4号45cmのハリスが付いたものを利用しました。

 しかし、この釣り場では、魚のサイズが小さいところから、もう1号落としても大丈夫だと思います。

 また、今後使う予定のセットのリールの道糸が3号なので、ハリスは2号にする予定です。

 オモリは、竿とのバランスで10号~15号程度のものが使いやすい感じです。形は、水流があるところでもころがりにくい、カメ型のものがいいと思います。

 ケミホタルは穂先だけに付けましたが、もう1個上部の少し離した位置に付けた方が竿の動きが見やすくなると思います。

(3)持ち帰り方法

 ネットで調べてみたら、他の魚のように氷詰めのクーラーボックスに入れるのではなく、生かしたまま持ち帰る必要があるとのことでした。

 今回は、一番説得力があった、大きめのケースに少量の水を入れ、保冷剤で温度上昇を防ぐ方法を試しました。

 針を飲み込んでいたせいか、朝までは厳しかったですが、4時間位は大丈夫でした、

2 料理について

(1)捌き方

 まず、木のまな板を使って、目打ちをしないとお話にならないことがわかりました。

 うなぎは、滑りまくりで、捌きにくいことこの上ありません。

 また、小型の包丁を使ってみましたが、改めてネットでいろいろ調べてみると、初心者は小型のうなぎには、カッターナイフを使えと出ていました。

 次回は、木のまな板に目打ちして、カッターナイフで捌きたいと思います。

(2)串通し

 市販の竹串を使いましたが、うなぎの皮はなかなか厚く、そのままでは、うまく貫通してくれません。

 途中で、先端を削ってみたのですが、最初からカッターナイフで先端を鋭く削る必要があると思います。

(3)焼き方

 醤油、みりん、酒、砂糖、だしでたれを作って浸けながら、炭火で焼きましたが、油断して少し裏返す時間が遅れたものがあり、少し焦げてしまいました。

 焼きは、手返しよく香ばしい香りがしてくるまで、根気よく焼くしかないと感じました。

 小さいうなぎでしたが、時間をかけてゆっくり焼いたら、柔らかく美味しい蒲焼きに仕上がりました。

 次回は、たくさんの蒲焼きが焼けるように、釣りの方を頑張りたいと思います。

3 その他

 今回のうなぎの夜釣りを北米の釣り掲示板で紹介したら、ポーランド出身のご家族がいる方からの返信がありました。

 ヨーロッパでもうなぎは食べられていると聞いていましたが、やはり人気の食材で、その方のご家族は燻製やバター炒めにして食べるそうです。

 どんな味がするのかとても興味があります。多分、とても美味しいと思います。

 他に、メイン州の方から、シラスウナギを採って、アジアに輸出している産業がそこにもあると言う話があり、びっくりしました。

 輸出先で養殖されて、最終的には我々日本人の口に入るのかもしれません。

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