前回釣ったヒメマスは、いつもの塩焼きの他に保存できるように水煮にしてみました。
目標にしたのは、サケの缶詰です。成分を見るとカラフトマスが使われているようですが、ヒメマスは更に美味しい紅サケと同じ魚なので、美味しい水煮になると思いました。
前に一度作ってみたのですが、どうしても魚の生臭さが残ってしまい、それを消すのが課題でした。
以下、簡単に作り方をご紹介します。
1 ヒメマスを捌く
最終的には、ガラスの瓶に詰めて保管するので、そのサイズに合わせて、内臓を取ったヒメマスを切り分けます。
だいたいのものは、頭を外すと半分に切ると丁度いい大きさになりました。大型のみ3分割します。
2 生臭みを取る
魚の生臭みを取る色々な方法について、ネットで調べてみました。
その結果、通常ヒラメやタイのアラ汁に使う方法に一番近い方法を採用しました。
80度のお湯と氷水に交互に漬ける方法で、今回は2度漬けてみました。
最初にお湯に漬けると魚の身の色が変わってくるので、そこで引き上げて、氷水に漬けます。
3 圧力鍋に煮込む
骨まで食べられるようにするためには、圧力鍋で煮るのが一番手っ取り早い方法です。
あまり塩分濃度の濃くない塩水を使い、圧力が掛かってから、弱火で30分程煮込みました。
13匹を使いましたが、現在使っている圧力鍋では、この数が限界のようです。
4 ガラス瓶に詰める
100円ショップで購入した250cc瓶に煮上がった魚の切り身を詰め込みます。脂の乗った魚だけあって、表面には脂の層が出来ています。
だいたいのものが1匹分(切り身2つ)で1瓶になります。
小さいものは、切り身3つを入れることができます。
5 熱湯消毒して完成
ガラス瓶に詰めたら、別な鍋に入れて熱湯消毒します。
だいたい瓶の高さまでの水を入れ、20分位沸騰した中に入れておきます。
鍋から取り出したら、蓋を少し開けて圧力を逃してすぐまた閉めます。
試しに一切れ食べてみたら、まったく生臭みがなくとても美味しいです。
常温で保存できますので、そのまま食べてもいいですし、様々な料理に応用することも可能です。
前回作った時は、アヒージョとネギと醤油、熱いゴマ油を使った中華風味で食べてみました。
まだ、気温が高くて作っていませんが、来月に入ったら釣りもラストスパートで、定番の燻製を作ろうと思っています。
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