砂金を採る2019-1 茗荷川

(福島県矢祭町茗荷川/矢祭川8時30分~11時 粉金3粒)
スルースボックスも入手したので、11月7日に早速砂金採りに行ってきました。

場所をどこにしようか色々悩みましたが、ネットの情報から福島県内では八溝山系が一番濃そうだったので、実績がある茗荷川にしました。

福島市からは東北自動車道を通って、矢吹インターで降り、そこから県道を真っすぐ南下すると2時間ほどで現地に着きます。

下流から、車が止められて川にも降りやすく、土砂が溜まって湾曲している内側がある場所を探しました。

先ずは、いい感じの川の流れの場所にスルースボックスを石で固定して設置します。流されないようにほどほどの水流の場所に固定するにはコツがいりそうです。

丁度いい場所が見つかったので、道具を持って川を下り、カッチャを使って石下の砂利混じりの砂を掬い上げ、ふるいで石を取り除いてバケツに入れます。

それを少しずつスルースボックスに入れて、さあ、ボックスに溜まった砂をパンニングしようとしたら、大問題が発生。

砂金を捕まえる樹脂部分を固定している部品が、どうやっても外れません。外への出っ張りが強く、箱を押し広げても取り出せませんでした。

仕方がないので、その部分を除いた溝に入っている砂をパンニング皿に入れて、パンニングをします。

しかし、何回やっても砂金は見つかりませんでした。

パンニング皿を見ても砂鉄が少ないので、肝心の重いものは樹脂部分にはさまったままのようです。

ここで、移動を決断して、川を下り、八溝川と合流し矢祭川となった橋の下で再度挑戦しました。

けっこう急な崖だったので、荷物を少なくするために振るいは持たずに行きました。

ここでも石の下の土砂を掬い上げてバケツに入れて、スルースボックスに流し込みますが、砂利が大きいと上手く流れてくれません。

何度か挑戦しても見つからなかったので、11時頃にあきらめました。

スルースボックスはそのまま車につけておいたのですが、今日改めて固定部品の端を電動ドリルの砥石で削り取り、なんとか外すことができました。

風呂場で砂を下水に流さないように注意してパンニングしてみると微細な粉金が3粒見つかりました。

初回は完全にボウズかと思われましたが、後ほど粉金を見つけることができました。

初めて行った反省は以下です。

1 パンニング皿の大きさは、もう少し小さくても良い。
 欲張って12インチのものを購入しましたが、10インチの方が使いやすいでと思います。

2 振るいは必須品
 2回目には振るいを持たずに川に降りてしまいましたが、スルースボックスでの選別を前提に考えるなら、先ずは大きな土砂を取り除くことが必要です。

3 「み」があった方がいいかも
 カッチャですくい上げた土砂は、そのままバケツに入れるのではなく、一度「み」に入れてからの方が効率がいいと感じました。「み」はかつて仕事で毎日使った道具なので、使い方はバッチリです。

4 道具を入れる背負子が必要
 川に降りて行くにあたり、色々な道具を持つには背負子があった方がいいです。幸い今は使っていないわかさぎ釣り用の背負子があるので、それを使いたいと思います。

今シーズン、もう一度位は行ってみたいと思っています。0.01gまで計測可能な測りも導入したので、なんとかもう少し量を採りたいです。

<場所>福島県矢祭町茗荷川/矢祭川
<時間>8時30分~11時
<天候>晴れ
<気温と水温>4℃、水温不明
<成果>粉金3粒
<道具>12インチパンニング皿、カッチャ、振るい、金バケツ、スルースボックス

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