滑津川でうなぎの夜釣り（２匹、2021年７月24日）

　１年ぶりにうなぎ釣りに行ってきました。

　釣友Ｎさん情報で、いわき市滑津川河口付近が良さそうとのことで、そちらに向かいました。

　ここは、河口に日帰り温泉もある新舞子ハイツがあったり、近くにコンビニや食堂があったりととても便利な場所です。

　河口から上流を遡って観察してみると、対岸にテトラが入っている絶好のポイントを発見、こちらで釣りをすることにします。

　夕暮れまで時間があるので、新舞子ハイツの温泉に入りしばし休憩。

　今日の潮汐は大潮で、17時23分に満潮となり22時01分の干潮に向け少しだけ下げる良いコンディションのようです。

　18時半ごろから準備をはじめ、釣り座を作ります。

　今回は３本竿をセットしました。もう２セットあるので、５セットでやれば良かったと少し後悔です。

　対岸にはルアーを投げている女性アングラーがいました。河口近くなのでスズキが遡上してくると思います。

　水深にもよりますが、昔良くやったスズキのブッコミ釣りをしても面白いかもしれません。これは、長めのハリスを使いハリのチモトに浮き玉を付けて、仕掛けを浮かせて釣る釣りです。

　夕暮れ近くから、魚のライズが盛んになり、水面にはたくさんの波紋が立っています。期待できそうな予感がします。

　エサには極太ミミズを使い、亀形10号オモリの先にサルカンを付けて、そこにうなぎ針13号を付けます。

　仕掛けを川の中央に投げ込んで、しばらくすると右竿にアタリがありますが、魚が乗りません。

　待っていると、15分後に鈴の音とともに左竿に竿が倒れこむような大きなアタリがあり、急いで巻き上げると、いい手ごたえがします。うなぎ特有のウネウネとする感触が伝わり、慎重に取り込むと、中型のウナギが上がってきました。

　うなぎは日中障害物に隠れており、対岸にテトラ等があり期待できると踏んでその通りになったので、とてもうれしいです。

　時々アタリはあるものの、喰い込みを待っているとアタリが止まってしまったり、アワセると掛からなかったりの時間が過ぎます。

　20時に左竿に待望の大きなアタリがあり、しゃくりアワセるといい感じの重みを感じることができました。

　慎重に巻き取ると、最初より少し小さいですが中型のうなぎが上がってきました。

　その後は、少しアタリが遠くなりますが、たまにアタリがあります。

　しかし、20時50分を最後にアタリが途絶えてしまい、21時30分に釣りをあきらめ帰り支度をしました。

　結局、２匹だけでしたが、少し早い土用の丑の日を楽しめそうです。

　カヤックを操って、湖を縦横無尽に駆け巡る釣りも楽しいですが、このようなのんびりした釣りも大好きです。

　特に暑い真夏の夜は、とても涼しく過ごせ、おすすめ出来る釣りです。

　次回は夕暮れの30分前から、５本竿を使い、夕暮れ後２時間を目安に極太ミミズを使って釣ってみたいです。