第7章 結びにかえて
2019年に本格的にソナー釣法を初めて、それなりに釣果を得ることが出来ました。メインの危機はガーミンの前方探査ソナーPS31で、今に至るまでバージョンUPされていません。
それだけ、完成された機器であると思いますが、この機器の後に出たライプスコープは、最初のものから何回かバージョンUPがなされ、特に前方探知距離が伸びた最新の機種(LVS62)は、この釣法には有効だと思います。LVS62はPS31の1.5倍の探知距離がありますが、値段も1.5倍で、ブラックボックスを入れると更に高額になります。資金に余裕があるなら、10インチ以上の魚探にLVS62+ブラックボックスが最も優れたシステムだと考えています。
こちらで紹介した釣法は、日本の沼沢湖でのヒメマス釣りを前提にしています。竿は2本まで、針の数制限なしでの状況で考えた釣り方で、条件が異なると、ベースは一緒でも、仕掛けに工夫が必要と思われます。
たとえば、北米で針の数が3本に制限されていたとしたら、2mの幹糸に3本の針を付け、間に金属プレートを付けることで、十分対応可能と考えています。
また、この釣法は、開けた水面での釣りですが、アイスフィッシングでも同じ仕掛けで誘いをかけるとどのような釣果が出るかにも興味があります。
最後に、沼沢湖にヒメマスが移植されたのは、1912年のことで100年以上もこの自然豊かで静かな湖で生き続けています。これからも、このような素晴らしい環境がずっと続いてくれることを願っています。
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