カレイの船釣り2019-1

 釣り仲間4人で南三陸にカレイ釣りに行ってきました。

 震災前は石巻市雄勝町の民宿に泊まって、毎年春秋の2度船釣りを楽しんできましたが、民宿のご夫婦が津波で亡くなってしまい、なかなか泊りで行くことができなくなっていました。

 今回は、前日南三陸町の民宿「津の宮荘」さんに宿泊しての早朝出発となりました。

 津の宮荘の夕食はとても豪華で、ウニやカキ、ホヤなどの他に刺身の大皿が付いて、とても食べきれないほどの量です。この料理を食べに行くだけでも南三陸に行く価値があると思います。

 4時30分に民宿を出発し、近くの船宿「三浦屋」さんに行って、仕立て船に4人で乗りこんで5時に出発しました。

 仕掛けは、地元の仕掛けが一番釣れると思い、三浦屋のカレイ仕掛け3本針仕掛けと2本針仕掛けを購入し、3本針仕掛けを付けてみました。

 この仕掛けは、福島県の釣具店にも卸している仕掛けで、錘直結の短めの仕掛けで、掛かり釣りには効きそうな感じです。

 湾内の30m付近に船を停めて、釣り開始。今回は養殖筏には係留しないで、間を操船しながら流す釣りです。

 直ぐに、アタリがあり小型のマコガレイが上がってきます。竿はヒメマス釣りにも使っているシマノのバイオインパクトXカレイ82-180で、穂先の感度が良く、またとても小突きやすい竿です。錘は今回25号を使いました。

 次々にカレイが釣れ、中には大型も混じり、ムシガレイやマガレイも時折混じります。

 ポイントを替えると、岩盤底の場所で、40cmオーバーの大型のアイナメも上がってきました。また、途中で小型のタコも上がってきました。

 更に次々に移動し、各ポイントでカレイを釣り上げて行きます。この仕掛けは、錘直結で感度が良く、小突いている最中のカレイのアタリも良くとることができます。

 船頭さんも釣りをして、釣れた魚をみんなに配給してくれました。私はカレイ4枚、アイナメ2枚位いただきました。

 イワシの生け簀の脇や、定置網の脇付近にも船を定位させ、仕掛けを落とすとカレイが良い感じで掛かってきます。朝ほどアタリは頻繁ではありませんでしたが、各ポイントで確実にカレイが釣れます。

 11時30分を回った頃、同行のわかさぎ釣り名人花丸さんの竿が大きく引き込まれ、ドラグがうなりを上げて糸が引き出されていきます。やり取りの末、上がってきたのが、55cmの大型イシガレイでした。

 12時30分までやって、結局カレイ38枚、アイナメ4枚で、船中では一番数が上がりました。

 三浦屋のHPを見てみると、船頭さんを入れて5人でカレイ106枚、アイナメ14枚と、ここのところの釣果では一番の成果を上げることができました。

 帰って、親戚3か所やご近所に魚を配り、残りを家でいただきました。

 アイナメのタタキは、いつ食べても絶品です。

 11月に再度、人数を増やして行ってみたいと思います。

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