新幹線で行くカワハギ釣行-久里浜山下丸2回目-

 前回のカワハギ釣りが、とても楽しかったので、また行ってきました。

 ただ、流石に車で5時間の往復はキツイので、思い切って新幹線を使って前泊で行ってみました。

 山下丸は京急久里浜駅からも歩いてすぐのところで、電車での釣行にも便利な場所にある釣り宿です。

 荷物は、180cmのカレイ竿を入れるロッドケースと、道具・雨具(ゴアテックスの上下)・防寒着(ダウンのインナー上下)・着替え・折りたためるソフトクーラーを入れたショルダーバックの2つだけです。

 氷上釣りと違って、荷物が少なく軽装で行けるのは大変助かります。

 前日福島駅から東北新幹線に乗って、東京駅下車、そこから山手線で品川へ、更に京浜急行に乗り換えて横須賀中央駅まで行きました。

 翌日の釣りに備えて、横須賀の上州屋でカワハギの仕掛けを調達して、横須賀駅前のサウナ&カプセルホテル サウナトーホーに泊まります。

 こちらは、カウンターで受付をしたら、更衣ロッカーに荷物を置いて、タオル1枚のスッポンポンで浴場入口に向かう、面白いシステムです。

 出口に館内着があるので、そこで羽織って、再度ロッカーに戻り下着を着直しました。浴室、カプセルスペースともに快適で、ゆっくり休めました。

 6時前に宿を出発し、京浜急行に乗ると、私のような電車釣行の方が2名ほどおり、同じ京急久里浜で下車しました。

 受付で長靴とライフジャケットを借りて乗船します。今日は右舷中央で、こちら側は8名となりました。

 いつもの橋の下を身を屈めて通り抜け、外洋にでます。頭のすぐ上が欄干でいつ来てもスリル満点な場所です。

 今日は風が非常に強く、ポイントに着くまで船室に避難していましたが、甲板はびしょ濡れです。

 浦賀水道を横切り、対岸の千葉県の竹岡沖に船を止め、釣り開始です。風のせいで、波間に白兎跳ねまくりです。

 カワハギの仕掛けは、わかさぎ同様小型シンプルで、小型のタッパーに収まる位なので、携行も非常に楽で助かっています。

 仕掛けを底に付けてから、5秒位タタキ、0テンションにしてアタリを待ち、更に聞き上げます。前回は、アタリ待ちの段階で、外道も含めてかなりアタリがあったのですが、今日はサッパリです。

 時々コヅキ気味に誘いますが、アタリは遠いです。10時過ぎに、誘っている時に重さを感じ、そのまま合わせるとようやくカワハギが掛かってきました。

 隣の方は着々と上げています。誘いを見ると、底に着け気味にして細かく誘っている感じです。

 早速真似をして、テンション0の聞きの時間を長めにとってみました。アタリがやや増え、ようやくフッキングしたと思ったら、途中で外れてしまいました。

 その後も、何度かカワハギと思われる鋭いアタリがありましたが、アワセきれません。

 周囲の竿を見るとみんなカワハギ専用の9:1調子の竿です。軽量と言えども私の8:2調子のカレイ竿には無理ががありそうです。

 アワセのタイミングが微妙に遅れる感じです。これは、次回までに準備する必要がありそうです。

 タイミングがあわないまま、14時30分のタイムアップの時間となってしまいました。結局1枚のみでした。山下丸の今日の釣果情報を見ると0~7枚でした。

 帰り支度をしていると、左隣に座ったベテランの方(釣果6枚)から3枚をいただいてしまいました。ありがとうございます。

 お名前等聞くのを忘れてしまいましたが、釣れない初心者に魚を分けてくれるのはベテランの鏡だと思います。直接の御恩返しはできませんが、別釣種で同じ状況になったら気持ち良く魚をお譲りしようと思います。

 船宿を15時15分に出発し、京浜急行で品川まで行って、そこから東京まで山手線、東京から福島まで新幹線で、家には19時に着きました。お金はかかりますが、自家用車で行くよりもはるかに楽です。

 カワハギ釣りはわかさぎ釣りと一緒で、上手と下手の差がはっきり出る難しい釣りです。難しい程面白いと思います。再度、道具・仕掛け等を考えてまた是非行ってみたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です