趣味の釣りで頻繁に高速道路を使って移動しているので、車の空気圧は常に気にかかっていました。
氷上釣りで使っているマキタの充電式ドリルドライバーの18Vバッテリーで使える空気入れがないか、調べてみたところ、充電式空気入れMP180DZと言う機種があることがわかりました。
昨年、18Vシリーズを見てもなかったので、最近ラインナップに加えられたのかもしれません。
本体だけだと比較的安価だったので、手に入れて早速使ってみました。以下でご紹介します。
1 仕様と価格
(1)大きさ
本体が縦266×横80×厚さ174mm、ホース長は650mmです。
(2)重さ
6Ahバッテリーを装着した状態で、1.7kgと十分片手で持ち運べる大きさです。
(3)吐出量
12リットル/分で、6Ahバッテリーを装着した状態で、自動車タイヤ11回の充填が可能です。
(4)付属バルブアダプタ
・自動車用バルブアダプタ(米式)
自動車のタイヤ用のバルブで、標準でセットされており、すぐに使えます。
・自転車用バルブアダプタ(英式)
自転車用の標準バルブで、グリップと一緒にチェーンで先端に付いています。
・バイク用バルブアダプタ(仏式)
ロードバイク用のバルブで、本体にセットされています。
・ボール用バルブアダプタ
先端が針状になっているバルブで、本体にバイク用バルブと一緒にセットされています。
・浮き輪用バルブアダプタ
プラスチックの先端が細くなっているバルブで、浮き輪等についているタイプにで使います。本体にセットされています。
(5)その他の仕様
650mmのコードは本体横に付いているフックで留めることが出来ます。
正面にLEDライトが付いており、夜間にバルブを照らす時などに使えます。
(6)価格
本体の希望小売価格は、10,900円ですが、実売約7,500円で手に入ります。
2 使い方(自動車タイヤの場合)
(1)空気圧を設定
先ず、パネル上部ボタンで、空気圧の単位(通常自動車はKpa)を設定します。次に+-ボタンで自動車タイヤの指定の空気圧に設定します。
(2)空気を入れる
タイヤのバルブキャップを取り、標準のバルブアダプタを取り付け、後ろの金具を倒して固定します。すると現在のタイヤの空気圧が表示されますので、本体上面のスイッチを握り空気を入れます。
指定の空気圧になると、自動で吐出が止まります。
3 まとめ
使ってみた感じでは、バッテリーを付けた状態でも非常に軽量でとても使い勝手がいいです。ガソリンスタンドにある丸いタイプの空気入れだと持ち運びにガサ張る感じがしますが、この製品は手軽に持ち運び出来ます。
指定の空気圧で自動で止まってくれるのも大変便利です。
本体だけですと、他のマキタ18V電動工具に比べて安価で、自動車タイヤだけでなく、色々なものに空気を入れることが出来ます。
趣味でロードバイクに乗られる方、ゴムボートをお持ちの方など様々な用途に適応すると思います。
私は車のタイヤ以外にカヤック(ファルトボート)のエアチューブの空気入れに使う予定です。
このように、充電式ドリルドライバなど既にマキタの18V工具を持っている方には、非常に魅力的な道具だと思います。
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