沼沢湖のヒメマスポイントを考える

 4月1日の解禁日を来週に控え、昨年までの釣行から、再度沼沢湖のポイントについて考えてみました。

1 沼沢湖の地形

 2年程前に、カヤックにホンデックスの魚群探知機を積んで、だいたいの水深を測ってみました。

 周囲の山の地形から推定はできたのですが、山から急に深くなってる場所があったり、東側のように崩落?と思われる場所があったりしました。

 どん深となっている場所は、藤ヶ崎付近とその対岸、赤岩前の3か所が顕著です。キャンプ場沖は比較的変化にとんだ湖底となっています。

2 各ポイントの詳細

 沼沢湖の昨年釣った範囲を地図上で、大きく5つに区分してみました。それぞれのポイントの感想を記載します。

A 取水塔周囲

 沼沢湖でも一番水深(約90m)がある部分です。ソナーで見ると、取水塔からロープ状のものが外に向かって張りだしており、あまり近づきすぎると、仕掛けが絡む危険性があります。

 昨年2個程プライベートブイを確認しましたが、こちらで釣っている人をほとんど見かけませんでした。

 意外とヒメマスの魚群はいるのですが、小型のものが多いです。

B 藤ヶ崎沖

 現在のソナーで群れを探し、それを追いかける釣りをする前は、この付近で船を停め気味に操船してコマセを撒いて釣っていました。魚群は、中型も含めて安定して認められます。

 シーズン初めの4~5月は、岸から狙う釣り人もいます。こちらにも、プライベートブイが設置されており、そこに係留して釣っている人を見たことがあります。 

 私も船釣りを始める前に、この場所で投げ釣りをしてみましたが、あまり釣れませんでした。

C 腰巻沖

 船の下し口の道路反対側の地名が腰巻のようなので、この付近を腰巻沖と呼びました。

 プライベートブイが1,2カ所設置されていますが、魚群も薄く釣りあげている人を見たことはありません。

 ただ、シーズン後半になるとこの付近にも魚群が入ってくるようで、ヒメマスを狙うことができます。

D 惣山沖(赤岩前)

 カヤックで釣りをする場合、いの一番に、ここに行ってみることにしています。

 シーズン初めには、幅20m厚さ20mの大魚群を発見することも出来、シーズンを通して安定した釣果がありました。

 マイボートの釣り人も、岸よりに係留して釣っているのたまに見かけます。

E 湖反対側

 こちらは、キャンプ場沖のブイと並んで人気スポットのようで、かなりのマイボートが岸よりに係留して釣っているのを見かけます。この付近で、定量(50匹)まで釣れた話を聞いたこともありました。

 カヤックで近づくと、次々に群れが通り過ぎることが多く、惣山沖からこちらに向けて魚群を探すパターンが多いです。

 ただ、一番魚が上ずる5月末から6月にかけての時期には、5m前後の浅い層を泳ぐヒメマスが増え、釣るのに難儀しました。

3 まとめ

 湖の約半分付近でしか釣りをしていませんので、反対側の様子はわかりませんが、この付近では惣山沖から湖反対側にかけてが、ヒメマスの群れが安定している場所だと感じています。

 

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