西湖ヒメマス釣行(１匹、2020年11月22日)

　去年偵察に行って気になっていた、山梨県富士５湖の１つ西湖に行ってきました。

　前日福島を９時過ぎに出発すると、連休のせいで八王子付近が渋滞、着いたのは３時近くになってしまいました。

　富士５湖の観光地は、Gotoトラベルのせいか大にぎわい、特にキャンプ場は満員でした。最近は、ワンポールテントが流行りのようです。

　釣宿は、偵察の記事にコメントをいただいたmochiさんのお勧めの宿、青木ケ原にしました。西湖では、南側に位置しています。

　夜朝方７時に朝食をいただき、準備をして出発です。船着き場は、宿の直ぐ前の湖岸ですが、やや坂になっています。

　宿のご主人にお願いすると、駐車場から軽トラで荷物を運んでいただけます。

　レンタルの手漕ぎボートに荷物を付けて出発します。最初は、カヤック用のシングルパドルで前を向いて進むことにしました。

　ヒメマスポイントの沖を目指して、漕ぎ進めると更に風が強く、とてもボートを止めて仕掛けを落とすことは出来ません。仕方ないので、サビキ仕掛けを流してトローリングすることにしました。

　しかし、風の波で竿先が跳ねるせいか、群れの中に突っ込んでもアタリはありません。ソナーの反応はとても良く、時々10～15m付近に大魚群が現れます。

　そのうち、風の強さが増して、前に進むのも困難になったので、風が比較的弱い岸近くに戻ることにしました。

　ここでも風が強く、シングルパドルでは全然前に進まず、流されて岸に乗り上げそうになりました。そこで、本来の後ろ向きのローボートスタイルに変更し、岸近くのブイに係留しました。

　魚探の位置も入れ換えて、群れを待ちますが、全く回ってきません。まだ10時過ぎで、釣りを切り上げて別な所に遊びに出掛けることも考えました。

　しかし、せっかく遠方まで来たので、気を取り直して、大魚群がいた沖のブイを目指すことにしました。強風で係留するのにも難儀しましたが、なんとか係留出来て釣り再開です。

　最初にウィリーを付けて、たまに回ってきた群れに同期させますが、喰ってきません。そこで、イクラや紅サシを付けてみますが、反応は同じです。

　これは、久々のヒメマスボウズかと思いましたが、一番信頼しているヒメマスウィリーを付けて、大魚群に同期させたら、何とかチビヒメマスが１匹掛かりました。

　その後はなかなか大魚群が回って来ず、追加のヒメマスを上げることは出来ませんでした。

　沼沢湖のカヤック釣行では絶対出船しない、風速４mの中での釣りですので仕方がないと思います。それでも地元のベテランの方は、19匹も上げていたので凄いです。

　今回は強風のせいで、群れを追いかけ仕掛けを同期させる自分本来の釣りが全く出来ませんでしたが、風がない日に是非再度チャレンジしたいと思います。

　反省や気づいた点は、別に記載します。

〈朝の天候〉晴れ、気温５度
〈タナ〉８～16m
〈時間〉８時～14時30分
〈道具と仕掛け〉シマノバイオインパクトXカレイ82-180×１本、シマノアルデバランBFS、ハヤブサヒメマスウィリー5号、空バリ５号＋イクラ、紅サシ、ダイワドラゴンシンカー30号
〈魚探〉Echomap plus 95SV、Echomap UHD 72CV、PS31、PS22