猪苗代湖レイクトローリング(外道1匹、20210626)

 先週行った秋元湖がレイクトローリングに適さない湖でしたので、再度、猪苗代湖に行ってきました。

 カヤックを積み込み、5時20分に郡山を出発し、いつもの崎川浜を目指します。

 現地に着くと雨は止んでおり、駐車場所に1台の車がキャンプで来ていました。

 早速艤装をすると、う~ん、魚探の振動子の電源が入りません。魚探自体の電源の入りも悪い感じです。

 せっかくマキタの12Vアダプター用の防水バッテリーケースを作ったのですが、アダプター自体がポンコツの可能性が大ありです。

 ホビーコンパスは重心が高いシットオンカヤックで、沈する心配をしていたのですが、うねりがない静水では、立ち上がるなどしなければ先ず沈することはないことを確信出来ました。

 今後今まで使っていた12Vのバッテリーの台に薄いベニヤのケースを被せようかと思います。

 仕方がないので、今回は9インチ魚探の地図を頼りにトローリングをすることにしました。

 湖水浴場を抜けて、いつものポイントに向かうと、小川の河口でバスボートが釣りをしていました。その沖で2本竿をセットして釣りを開始します。

 魚探には、幸い少しですが、クイックドローで等深線が入っており、それを頼りに15~20m深さを目安に往復します。

 レッドコアラインは7色を出し、だいたい角度が10度ちょっとなので、10~12mの深さをルアーが走っています。

 2往復目で右竿に待望のアタリ、手に持つと魚の重さが伝わります。

 巻き取って行くと、だんたん岸が近づく感じで流されたので、舵を直して沖に向けようとした刹那、ラインがたるんだようで、軽くなってしまいました。

 左竿が浅場で根ガカリしてしまうのを恐れたのが間違いでした。このような時は、左竿のルアーをロストするのを覚悟の上で、魚が掛かった方の竿に集中しひたすら巻くべきでした。

 その後、何度も往復しますが、アタリがありません。

 そこで、南側はあきらめて、北側の何時もアタリがある区域を重点的に往復することにしました。

 11時前に、2度程待望のアタリがあったのですが、ともに途中で軽くなってしまいました。残念

 猪苗代湖では大型のイワナやサクラマスが掛かり、アタリがあるとだいたい大きく、魚の引きも強いです。

 そのうち、ラインは引っ張りだされないものの、竿先にアタリが出たので、巻き上げてくると引きは弱いものの魚はついています。

 船べりまで来たら、斑点がついていないウグイ君でした。

 今日も、ジェットスキーが頻繁に走っており、一度私がトレースしているラインの上を平気で走って行きました。

 はらわたが煮えくりかえる思いですが、違法行為をしているわけではないので、取りたててどうこうすることはできません。

 ジェットスキーの出撃基地が近くにないポイントを早急に開拓する必要がありそうです。

 出艇場所のキャンプ場に戻って、湖水浴の区画ブイを超えようとすると、なんか引っ掛かってうまく乗り越えられません。

 カヤックの下は平滑なのにおかしいです。ブイを迂回して波打ち際まで行くと、ドーリーを入れる穴にネットがはまり込んでいたようです。

 波打ち際を無理に引きずったので、折れてしまいました。

 苦労して作った螺鈿製の玉網だったので、残念でなりません。取り合えず、柄を付け替えようと思います。

 結局本命は釣れませんしたが、風のない天気のいい日の釣りを楽しめました。

 このカヤックは足漕ぎ式なので、だいたいトータル20km位は湖上の散策が出来ました。ジムでランニングマシンを使ってウォーキングするより、はるかに楽しいと思っています。

 次回は新潟アジ釣り、それ以降はこの足漕ぎカヤックで沼沢湖に再度出撃予定です。

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