十和田湖ヒメマス釣りの反省

 14日の十和田湖にヒメマス釣りに行った中で、色々感じたことがあったので記載します。

1 この時期、浅いところにヒメマスはいない

 南側から漕ぎ出したのですが、予想通り20mよりも浅いところにヒメマスの魚影はありませんでした。

<出典:国土地理院湖沼図十和田湖>

 右図に国土地理院の湖底図を載せましたが、急激に深くなるのは西岸ではより北側になるようです。

 ただ、今回は水温が上がってくる盛夏の釣りですので、初期では違ってくるかもしれません。

 沼沢湖でも初期は、最初に水温が上がる浅場近くにいることが多いです。

 また、急激に深くなっている場所でも、ヒメマスの魚影が観察されたのは、岸近くだけで、沖にはほとんど群れが見当たりませんでした。

 十和田漁協の遊漁区分は岸から300mですので、まさに魚がいるのはこの範囲の中だと感じました。

2 泳ぐ層は、10~15mの間付近

 魚探で前方のヒメマスの群れを確認すると、だいたい10~15m付近に明らかにヒメマスと思われる群れがいました。

 ほとんどが大型魚の小さな群れで、通常2~3匹で泳いでいる感じでした。

 チビヒメと思われる群れも見つかりましたが、残念ながら沼沢湖で見られるような上下5m、長さ20mにも及ぶ大規模魚群は見当たりませんでした。

 魚探で見てみると、エサを探す時に同じ深さの層に横に長くなって、ゆっくり泳いでいますが、異常に気付くと密集隊形を取り、泳ぐスピードが上がっていきます。

3 サビキ釣りは難しいかも

 中層の大型ヒメマスと思わる魚群の真上にカヤックを進め、サビキと魚群を定位させても、そのまま喰いつくことはありませんでした。

 だいたい即効で喰いつくのは、4月~5月位までで仕方のないところですが、仕掛けサビキの動きに合わせて、上下に泳ぐヒメマスを見ると、なんとも歯がゆいところです。

 大きく誘って、喰いついたのは1度だけでした。

4 十和田では、トローリングが有効かも

 同じ週に行ったFacebookの知人は、トローリングでかなりの数を上げたので、このように魚影が薄く、大型が多い湖では、トローリングが有効だと思います。

 丁度、昨年行った北米でのヒメマス釣りは、ダウンリガーを用いてのトローリングがメインの釣りとなっているので、参考にしたいです。

 中には、ダウンリガーを使わす、カヤックでのトローリングをしている方もいるので、カヤックトローリングも有効な方法だと思います。

 コカニードジャーはいただいたものがあるので、それにプラスして北米仕掛けを参考にして、来年はカヤックトローリングにも挑戦してみたいです。

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