昨日のヒメマス釣りでも思うことがあったので、記載したいと思います。
1 ハリスが縮れると全く喰わない
前回の反省とも同じですが、途中ほとんど喰わない時間帯があったので、仕掛けを新しいものに交換したら、すぐに喰いが戻りました。
ヒメマスは釣り上げると回転して暴れることが多いので、すぐさま締めてハリスの痛みを最小限にする必要があると思います。
どうしても、一番魚が掛かる場所のハリスの痛みが大きくなるので、仕掛けをもったいぶらすに定期的に交換することが大事だと思います。。
理想は2時間で交換ですので、6時間だと3セットが必要になります。現在上下2セットの仕掛けを使っているので、下だけ交換しても最低4セットは必要になります。
2 大型ヒメマスの引きは下方向
ほとんどのヒメマスのアタリは、喰い上げのアタリで、30号のオモリを引きずって、水面まで飛び跳ねて出てくるものが多いです。
ただ、今年の釣った感じだと、30cm前後の大型は、下に突っ込むようなアタリをすることが多いと思いました。
30号のオモリを引っ張れないチビヒメも同じく下方向のアタリをしますが、大型のそれはアタリの重みが全然違います。私の6:4調子の竿が引き込まれるような感じです。
3 シャクリ誘いは有効かも
昨日はあまりに喰わないので、最後の頃に十和田湖のサビキヒメマス釣りのYoutube番組であったようなシャクリを入れてみました。
するとアタリがあり、2匹ほど釣れたので、この誘いは有効と思われます。今までは、仕掛けの周辺にヒメマスが来ると、船を揺らして、サビキを上下に動かして誘っていたのですが、今後はシャクリ誘いも取り入れたいと思います。
ただ、30号のオモリでは操作がしにくいので、20号のオモリも持参し、シャクる誘いの時は付け替えようと思います。
30号のオモリは、落とした時にヒメマスをなるべく驚かせないようにツヤ消し黒を塗っていますが、20号にもツヤ消し黒を塗ってみようと思います。
4 シルバーブレードにバイトしている可能性
ヒメマスの2~3m手前に仕掛けを入れて様子を見ると、多くはヒラヒラしているシルバーブレードに興味をもっているようで、そこめがけて泳いできます。
時折、ゴンゴンと言うアタリのみで針ガカリしない時があるのですが、ひょっとしたらシルバーブレードにバイトしているのかもしれません。
そこで、現在付けているシルバーブレードに一番近似している小型スプーンを入手したので、シルバーブレードに替えてみようと思います。
こいつに喰いついて来るようなら、ウィリー針でなくスプーン針を3本位付けて、シャクりまくって釣る方法も試してみる価値はあると思っています。
5 ヒメマスの熱燻は美味
醤油、みりん、酒。砂糖を使って、3時間浸して、1晩冷蔵庫で乾燥、2時間30分100度で燻煙かけで仕上げました。
とても美味しく出来ましたが、魚への味の浸み込みと砂糖の風味がもう少しあった方が良かったので、次回に反映させたいと思います。
4月から拝見させて頂いています。釣り初心者の山梨の藤井と申します。昨年から富士五湖でのワカサギ、ヒメマス釣りを始めました。魚探はガーミンのStriker Vivid 4cv+GT20を使っています。非常に参考になる情報が多くとても感謝しています。魚探関係で伺いたいことは沢山あるのですが、今回の投稿に関するヒメマス関係のことのみコメントします。
1.ハリスの縮れの件、魚が掛かって暴れるとハリスが縮れスパイラル状になると掛かりが悪くなるのは私も感じています。たぶんヒットの瞬間に力が逃げてしまうのだと理解しています。私は帰宅後、ラインに傷の無いことを確認後、針に錘をぶら下げドライヤーでアブって矯正していますが、ニルバナさんはどうしてますでしょうか?こんなことやめたほうがいいでしょうか?
2.ブレードの件、私も釣りパパさんのブログを参考に今シーズンからブレード付けてやっていますが、昨年は最高8匹だったのが、今シーズンはブレードサビキにしたおかげか5回も制限の30匹達成しました。ブレードの効果絶大だと思います。4月末のことですが、私もゴンゴンと言うアタリのみで全然針掛かりしないので、不思議に思いゆっくり仕掛けを上げてみたところ、ヒメマスが、ブレードを追って水面まで出てきました。ブレードに体あたりしているので、ヒットしないと理解し、私も秋シーズンはスプーンを取り付けてみようと思っています。ニルバナさんは、スプーンに付けるミツマタスイベルはどうされれる予定でしょうか?私は普通のミツマタだとフックがラインに絡んでしまうのではないかと思い、なにわ天秤のような小型のものを自作しようかと思っています。
長文のコメント質問になってしまい申し訳ありません。
藤井さん、コメントありがとうございます。
前に西湖に行きましたが、とてもロケーションが素晴らしいところでした。ワカサギとヒメマス両方楽しめるのは素晴らしいことだと思います。
質問につきまして
1 ハリスの縮れについて
私は、もったいないですが、縮れたものは廃棄しています。もし、ドライヤーで復帰できるならそれに越したことはないと思います。今年から本格的に自作していますが、1週間に4つが限界な感じですので、すぐに消耗してしまうのが頭の痛いところです。
2 ブレードについて
私も釣りパパさんのブログを参考にブレード仕掛けを作るようになりました。釣れる仕掛けを仲間内の秘密にしないで、きちんと公開されている釣りパパさんの姿勢はとても立派だと思います。私はブレードを上と中ほどの2か所のスナップ式サルカンに直付けしていますので、先ずはスプーンもそのまま付けてみようと思います。これで喰いが立つようなら、先ずはウィリー仕掛け同様ハリスを3cm位出して幹糸に直結びにしようと考えています。仕掛けが絡まったり動きに難があるようなら、ミツマタスイベルでの連結も考えてみたいと思います。ヒメマスは流石サケマスの仲間だけあって、動くものにとても興味を示すようです。
魚探関係についても、気軽にお問合せください。
早速の返信ありがとうございます。魚探関係については冷静にポイント整理してから改めて質問させて頂きます。疑問満載で、どこまで質問して良いのかという状態なのです。ニルバナさんの釣っただけではなく、その直後の生の記録と、翌日以降の冷静なレビューに深く感動しています。ニルバナさんはたぶんアスリートか、エンジニアなのだろうと勝手に想像していますが、非常に有効な情報ばかりなので、今後も参考にさせて頂きたいと思っています。よろしくお願します。
お褒めいただき、ありがとうございます。魚探とヒメマス釣りの関係については、現在ブログ執筆中で、まとまり次第UPする予定です。多くの方のご参考になればと思っています。