北米に使い捨てカイロを送る2

 本当はこの冬、再度北米(今度はニューヨーク州)に行って氷上釣りをする予定だったのですが、事情があって来年に延期しました。

 今回は、北米氷上釣り掲示板で知り合ったカナダ国境近くに住むMr.Larryのところに世話になる予定だったのですが、行けないので代わりに再度使い捨てカイロを送ることにしました。

 昔、Mr.Phillipに送ったことがあり、北米にも似た製品があるよと言われました。そこで、シアトル近郊在住の釣友及川さんに改めて聞いたところ、似たような製品はあるが日本の方がずっといいよと言ってくれたので、安心して送ることにしました。

 ここでは、北米の近似製品、郵便局から送れる使い捨てカイロの種類、送付の手続きと送料についてご紹介したいと思います。

1 北米の近似製品

<出典:Amazon.co.jpの販売サイト>

 全く同じ原理で、「HOT HANDS」の名前で販売されているようです。

 ただ、こちら手を暖める用途で、大きさは日本の使い捨てカイロのSサイズ位だと思います。

 持続時間は日本のものと同じく10時間位ですが、衣類に貼る用途とはなっていません。 

2 郵便局から送れる種類

 使い捨てカイロ「disposable hot pads」は発熱するものの、海外に送れない製品とはなっていません。ただし、製造メーカーについて厳密な限定があり、指定のメーカー以外だと送れないようです。

 国際郵便サイト「国際郵便による郵送が可能な使いすてカイロを販売する事業者一覧(画像参照)」より

 アイリスオーヤマ(株)他、37業者がリストアップされており、日本で市販されているメーカー品はほぼ網羅されていると思われます。

 今回送ったのはエステー(株)のものなので、問題ありませんでした。

3 送付手続きと送料

 送付手続きは、日本郵便の国際郵便ページ(画像参照)から国際郵便マイページサービスでアカウントを作って行います。

入力項目は全て英文で、1自分の発送元住所・連絡先、2相手方発送先住所・連絡先、3送付物(品名・個数・価格・重量)、4送付方法を入力・選択します。

 送付方法は、重さによって少し違いがありますが、2kg以下の荷物で見れば、EMSと小形包装物の2種類があります。

 EMS(国際スピード郵便)は、航空機を利用して最速で荷物が送れるサービスで、米国本土だとだいたい1週間~10日位で着きます。ただ、料金は一番割高となります。

 小形包装物には、大きく航空便と船便があって、航空便はEMSの次に早いですが、料金もそれなりにかかります。船便は一番安価ですが、日数が2~3ヶ月位かかります。

 1.5kgの荷物を福島県からニューヨーク州までに送るとすると、運賃はEMSで6,600円、航空便で3,770円、船便で2,200円となります。

 今回は早く送りたかったのでEMSで送りましたが、船便で送れば1/3の値段で済みそうです。次回使い捨てカイロを送る時は、8月か9月に船便で送ろうと思います。

4 まとめ

 海外の友人との交流を深めるには、物のやり取りをするのも大きな手段になると思っています。

 EMSは早くて便利ですが、その分送料も高いので、船便や航空便を使って効果的な時期に送るのがおすすめです。 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です