ワシントン州での釣りを一旦終えた後、国境を越えてカナダ内陸部のケロウナまできました。
ケロウナで、釣りを案内してくれるのは、なんと83歳のジムさんです。ご自宅に伺うと、駐車場にはトラックにけん引された釣り用ボートがしっかり止まっていました。
お宅に泊めていただいて、翌朝5時30分に出発し、今回はケロウナ北側のカナマルカ湖を目指します。
都市間主要道路を40分位北上し、カナマルカ湖湖岸のボートランチに到着です。
他のボートはまだ少なく、すんなりランチに入れました。ここで、2組のカヤックも出航準備をしていました。
「何をねらっているんだい。」「ヒメマスだよ」「日本から来て、私もカヤックでヒメマスを狙っているんだよ」「え~、日本にもヒメマスがいるんだ」
と楽しい交流をした後、ジムの船で沖に乗り出します。釣り方はワシントン州マーウィン湖と全く同じ、ダウンリガーを下してのトローリングです。
今回は、マーウィン湖で自作の仕掛けにヒメマスが喰いつかなことへのリベンジで、早速自作仕掛けを付けました。
前回の反省から、紅色のサシの疑似餌を付け、ウィリー部分にもヒメマス用集魚ジェルを塗ってみます。
流し始めると、すぐにアタリがあり、日本サイズのヒメマスが上がってきました。なんだか、ホームグラウンドの沼沢湖での魚に出会ったようです。
その後も次々に、ヒメマスが掛かります。途中で同じ仕掛けにニジマスが掛かることもありました。
ジムは、ドジャーの先にプラスチックの小型スプーンを付けて、それに集魚ジェルを塗って流しています。私よりも、ニジマスが掛かる率がすっと多かったです。
日が高くなってくると、トローリング船がちらほら、カヤックは船着き場の沖付近にいるようです。
お昼近くになるとアタリも減ってきて、結局ヒメマス10匹、ニジマス4匹でした。
本来持ち出し5匹制限ですが、全てリリースですので、余裕の釣りでした。何よりも自作のウィリー仕掛けが、カナダのヒメマスにも十分効いたことはとてもうれしかったです。
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