渓流釣りは、わかさぎ釣りよりもキャリアが長く、30年以上になります。最近は別な釣りで忙しく、年1回位のペースになってしまいました。
現在は山形方面に出かけていますが、最初に始めたのは、ダムが出来る前の真野川でした。
1 場所
(1) 山形県飯豊町広河原川上流
最近、行っている場所です。割りと平坦な渓相で、エサ釣りで小ぶりなイワナが釣れます。
上流にある広河原温泉(2残念ながら019年に閉鎖されました)の間欠泉に浸かりに行ったときに見つけた渓流で、帰りには必ず温泉に入ってきます。
(2) 福島市摺上川上流
摺上川ダムが出来る前は、福島市の北部、摺上川上流に、良く行っていました。放流魚のヤマメが多く、塩焼きサイズが良く釣れました。ここは上流にアユも放流していたので、アユ釣りも出来ました。
前に一度、一番大きな支流の烏川に1泊で行ったことがありますが、まさにイワナ天国でした。行く先々のポイントには必ずイワナがいました。また、天然ワサビもありました。
(3) 上山市菖蒲川上流
こちらは、蔵王連邦から、上山方面に流れる小河川で、イワナのポイントとなっています。水量は多くありませんが、急峻な地形の川で、落ち込みが連続する地形となっています。
その小さな落ち込みに、そっと毛鉤を流すと小ぶりのイワナが良く釣れました。
また、この川の途中の原口集落には、日本そばの名店「原口そば」があり、ここで釣りをしなくなってからも、毎年2~3度は行っています。
(4) 米沢市鬼面川支流
米沢から大峠通って喜多方へ抜ける121号線を流れる鬼面川からは、飯豊方面に向かっていくつもの沢が伸びています。そのうちの1本で、途中まで砂利道の林道があります。
昔は、ここの砂防ダムにイワナが泳いでいるのが見えていました。忍者さながらにそっと忍びよって、毛鉤を垂らし、食いつくのを見てアワセるのは、とても楽しかったです。
(5) 宮城県七ヶ宿町白石川支流
白石川は渓流釣りでは、メジャーなスポットです。役場がある関宿から、福島市茂庭に抜ける林道沿いにある沢で、放流ヤマメが良く釣れました。
こちらも水量があまりない沢ですが、大きな落ち込みがあるポイントもあり、そこを泳ぐヤマメをなんとか釣りあげようと、色々毛鉤を替えて挑戦した覚えがあります。
2 釣りかた
(1) 毛鉤釣り
昔は、渓流竿に毛鉤を付けた提灯釣りを良くやっていました。これは、魚が目の前で毛鉤に食い付くのを見てアワセる釣りで、反射神経が求められます。
テンカラ竿もありましたが、うまく飛ばせず、専ら提灯釣りでした。
(2) エサ釣り
エサは、ブドウ虫と現地調達の川虫です。竿は6.1mの硬調の渓流竿を使っています。
最近は川虫を使うことが多いです。アユ玉網を持って行って、石の下流にセットして石を起こすと、色々な川虫が入ってきます。
春セミの声を聞きながら釣り糸を垂らす、初夏の渓流釣りはとても気分がいい釣りです。ただ、熊はこわいのでスプレーは必須です。
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