ヒメマスと氷上釣り用に、PS31(右写真)とPS22の2種類のPANOPTIXソナーを使っています。PS31は、前方探査用のソナーで、遠くまでソナー波が届き、遠方の魚を探せることが特徴です。PS22は、前方探査と下方探査双方ができますが、前方探査ではPS31程遠方の魚を探すことができません。
ヒメマス釣りに2つのソナーを組み合わせたら、実際面白い釣りになりました。
まず遠方のヒメマスの群れを回航しながらPS31で探して、その進路を特定します。PS31の前方探査能力は優秀で最大70m先位までの群れを見つけることができます。
それから、群れに近づき、近くに来たら、PS22の下方探査を使い、直下に来るのを待ち、ヒメマスの群れの真ん中に仕掛けを落とします。
ヒメマスは、だいたい長い方のソナー発射円錐に沿って(深ければ遠方から、浅ければ近場から)見え始めるので、直下に来る前に仕掛けを落とせます。
ただ、PS22は細長い形をしているので、前後には広い発射範囲を持っていますが、左右方向はそれに比べて狭いです。
ところが、ECHOMAP PLUSシリーズには、ソナー用のネットワークポート(パソコンで通常使うLANのポートです)が一つしかありません。上位機種になると2ポートあり同時に接続できるのですが、こちらでは同時接続は無理です。
そこで、新たにEchomap plus73cvを北米Amazonで購入し、魚探2台体制で釣ることしました。
Echomap plus95svとPS31、Echomap plus73cvとPS22を組み合わせます。
これで、ダブルソナーシステムでヒメマスを狙うことができるようになります。
昨年は、PS31のみを使って、深さはPEラインの色で合わせていましたが、PS22を同時に使うようになってから、魚のいる層にぴったり合わせて落とすことができるようになりました。
釣果の方も、昨年(2018年)は平均約9匹だったものが、2019年では21匹と倍以上となっています。
以下は、PS31とPS22を使って実際にヒメマスを釣っている様子です。前方から群れが近づき、カヤックの真下に入るのがわかると思います。
PS31の画面を見ながら、前方の群れに向かって進み、真下に来たらPS22の画面を見ながら仕掛けを同調させている様子がわかります。
ただ、仕掛けを同調させても、実際に喰いついてくるのは3割位の感じです。
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