理想のレイクトローリングについて考える

 前回の猪苗代湖レイクトローリングでは結果を出せませんでしたが、きちんと手順を踏めば、きっと魚がかかるはずだと思います。

 そこで、現況で理想と考えているレイクトローリングについて考えてみました。重要度が高いと思っているところから、記載します。

1 正確な湖底図を入手する

 底層に住むイワナは、特に猪苗代湖では、重要なターゲットです。

 その住み家を推定するためには、正確な湖底図を事前に準備する必要があります。

 幸い、ガーミンの魚探には、正確な湖底図を自作できるクイックドローの機能があるので、今後釣行場所の湖底図を作ろうと思います。

2 仕掛けの深さを正確に知る

 レイクトローリングでは、通常鉛の芯が入ったレッドコアラインを使って仕掛けを沈めます。

 レッドコアラインには、10ヤードごとに色が付いており、魚が釣れた深さを良く●色で喰ってきたなどと表現します。
 
 船速やラインの深さ、ルアーやドジャーの重さなどによって、その深さは変わってきます。

 いろいろ考えてみたのですが、一番正確な方法は、糸が水中に入っていく角度を測り、三角関数を使って深さを測る方法だと思います。

 そこで、早速デジタル分度器と水準器を注文し、5~25度までの角度と5~10色までの対数表を作成しました。

 これを使えば、次回かなり正確なルアーの深さを割り出せます。

3 エンジンで動かない船を使う

 ヒメマスを釣っていてもそうですが、エンジンボートが通ると魚が逃げる様子が良くわかります。

 トローリングは、アイドリングでデッドスローで行っていますが、それでもエンジン音は水中に伝わると思います。

 すると、音がほとんど出ない動力で動く船が有利だと思います。カヤックやエレキモーターを積んだ船が想定できます。

4 前後が見渡せるソナーを使う

 通常の魚探では、真下のみの魚しか見つけることができませんが、ソナーがあれば前後の魚を見つけることができます。

 これを使えば、前方の魚のいる方向に船を進め、更に後方ではルアーと魚を同調させることが出来ます。

 これで、勘に頼った釣りから、実際に魚を見ながらの釣りに変更することが出来ます。

5 理想の組み合わせ

 以上の条件から、今のところ理想のレイクトローリングが出来ると思わる組み合わせはこんな感じです。

 ホビーカヤックの足漕ぎカヤックに乗って、湖底図が入ったガーミン魚探2台、あるいは1台を艤装します。これにソナーPS31を2台つなげて前方と後方を探査しながら進み、持参した分度器でラインの正確な角度を測り、なおかつ後方探査でルアーの位置を確認します。

 前方に向けたソナーで前の魚を探し、それに向かって進み、後方に向けたソナーで、ルアーを魚のいる場所を通過させるようにします。

 これで、釣果が飛躍的にUPすること間違い無し!?

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