ヒメマスのサビキ釣り仕掛け

 沼沢湖のヒメマス釣りは、ルアーフィッシングとサビキ釣りがあります。こちらではサビキ釣りの仕掛けについて、再度簡単にご紹介したいと思います。と
 →竿・リール等についてはこちら →2019年の最終釣果(495匹)はこちら

1 コマセ入れとオモリ

 注意!2023年から撒き餌が禁止になり、この仕掛けが使えなくなりました。

 コマセ入れは、プラスチック製の小型のものを使ってきました。これに、マダイ用のコマセを入れて沈めます。穴の開け具合で、出方を調整します。

 竿への付け方は、道糸→コマセ入れ→仕掛け→オモリの順です。最近、コマセ入れを一番下に付けているヒメマス釣り紹介サイトを見つけて唖然としてしまいました。
 オモリは、30号を使っています。20号では、軽くてヒメマスが暴れた際にオマツリしそうですし、40号では重くて扱いに難儀しそうです。沈下スピードを上げるためには、ダイワのドラゴンシンカーがおすすめです。

2 コマセ

 
 
 注意!2023年から撒き餌が禁止になり、コマセが使えなくなりました。

 マルキューのマダイパワーを使っています。ビニールのバケツに入れて水で適度な固さに練り上げて使います。だいたい1回の釣行で、1.5袋~2袋は使います。
 <追記>2019年5月から、コマセを使わないサビキ釣りい変更しています。

3 ハヤブサウィリー8本針仕掛け

 全長2.25mの仕掛けで、小アジ針に薄緑とピングの糸が括り付けられています。針の大きさには数サイスがありますが、私は5号針、ハリス0.8号を使っています。
 年間を通じて、こちらの仕掛けが一番安定して喰ってくると感じています。

<追記>2020年でこの仕掛けは販売終了となり、針数は少ないですが代わりに沼沢湖オリジナルウィリー仕掛けが販売されています。

4 ハヤブサ沼沢湖ヒメマス5本針蛍光ピンクスキン仕掛け

 全長1.5mの仕掛けで、小アジ針にピンクのビニールスキンが付いています。私は、7号針、ハリス2号を2本連結して使っています。
 4、5月のヒメマスの活性が高い時期であれば、ウィリー仕掛けと遜色のない喰いがあると感じています。喰いが渋い時期になると太いハリスのせいで、苦戦する印象です。

5 ハヤブサリアルアミエビ6本針仕掛け

 全長1.4mの仕掛けで、小アジ針にアミエビ風の造作がされています。私は5号針ハリス0.8号を沼沢湖仕掛け同様2連結して使っています。
 こちらも、活性が高い時期であれば、有効な仕掛けだと感じています。

6 ハヤブサカラ針8本仕掛け

 2のウィリー8本針から、ピンクの糸を取った素針の仕掛けです。私は5号針ハリス0.8号を使っています。様々なエサを付けて使います。

 私は、紅サシ、イクラ、赤虫ワーム(写真)など色々付けて使ってみましたが、結局ウィリー針の仕掛けの方が喰いがいいと感じました。

7 ヒメマスのアタリ

 以上の仕掛けをヒメマスの棚まで落としたら、竿をロッドキーパーに固定します。私のカヤック釣りでは、スパンカーを立てて、オールで同じ位置にとどまるように操船します。
 アタリは、ほとんどが喰い上げのアタリで、突然竿先のテンションがなくなり、ふわっと持ち上がるので、すぐにわかります。

 以下は2019年6月釣行の動画です。喰い上げのアタリが良くわかると思います。

8 よりたくさんのヒメマスを釣り上げる方法

 他の釣りでは、だいたい釣り場での釣り人の縄張りが決まっていて、他の釣り人が入って来るとケンカになったりすることがあります。

 しかし、沼沢湖のヒメマス釣りでは、そのようなことはありません。

 ヒメマスのコマセサビキ釣りで一番重要なのは、たくさんコマセを撒いて、ヒメマスの群れを止めることです。ですので、船を連結させたり、一船に多数の釣り人が乗って一緒に釣りをすることは大変有効な手段です。声をかけて、仕掛けがからなまい範囲で、一緒に釣りをすることはむしろ歓迎されることだと思います。

 離れた場所でポツンと釣りをするよりも、船団の中に入って一緒に釣りをする方が、たくさんのヒメマスを釣り上げることができると思います。みんなで、同じところでコマセを撒いて、ヒメマスをおびき寄せましょう。

 2023年からコマセが完全に禁止になり、上記の釣り方は出来なくなりました。従来からコマセ禁止の西湖の釣り方が参考になり、それに合わせたサビキ仕掛けを作って、効果もありました。針数は上下もう1本足して、合計6本針でも大丈夫と思います。

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