10月は、沼沢湖でのヒメマス釣りが終了し、桧原湖でのわかさぎ釣りが解禁する間の期間で、丁度ハゼ釣りに絶好の季節となっています。
食べても美味しいし、何よりお財布に優しい釣りなので、こちらも大好きです。
1 ハゼ釣りのポイント(相馬市/新地町地蔵川)
私は、相馬市と新地町の境にある地蔵川に行っています。こちらは、あぶくま山系から太平洋に注ぎ込む小さな川で、満潮時には、河口からかなり上流まで潮が満ちてきます。
この汽水域にはアサリの豊富な漁場となっており、春先にそれを採ったりしています。ハゼ釣りをしていると時たま大きなスズキが遡上してくるのを見ることもあります。
6号線と交差する付近に広くなっているスペースがあり、そこに釣り糸を垂らしています。
2 釣り方
竿とリールは、釣り具屋さんでリールとセットとなった一番安価なもので十分です。これに竿立て置いて、2本竿で狙います。
仕掛けは、5号位の中通しオモリを道糸に付け、その下にサルカンをむずび、そこから1m位のハゼ針付きの仕掛けをつけたものです。天秤仕掛けよりも、簡単で、ダイレクトにアタリがわかるので、気に入っています。
潮が満ちてくる時間に合わせて釣行します。干潮時には、川底が出てしまうようなところも、満潮時にはポイントになったりします。魚が居そうなポイントに投げて、竿立てに竿を立てて、アタリを待ちます。竿尻はすぐにアワセられるように手元になるように竿立ての位置を調整します。アタリがなければ、少し巻き取って場所を変えアタリを待ちます。
アタリは、竿先にはっきり伝わるアタリで、基本的に即合わせで対応します。先調子の竿の方がアワセやすいと思います。喰いが立っている時は、そのままにしておくとエサが飲み込まれてしまうことがままあります。
半日(3時間位)やって、40匹前後釣れる感じです。
3 ハゼの料理
魚の天ぷら料理の中でも、ハゼの天ぷらが一番だと思っています。
包丁で丁寧に鱗をそぎ落とし、腹から2枚におろします。そこから、内臓と背骨をとって、下ごしらえは出来上がりです。小さい魚ですので、扱いづらいですが、美味しい天ぷらのためにここは我慢してさばきます。
さばき終わったら、水気を切って、あらかじめ溶いておいた天ぷら粉に入れます。
これを、いい塩梅の温度の油で、からっと揚げれば完成です。
天つゆに大根おろしを入れていただくと、なんとも淡白な中にもコクがある上品な味わいを楽しめます。一度、キスの天ぷらと食べ比べしてみましたが、こちらの方が上と感じました。
お財布に優しく、誰にでも手軽に楽しめる釣りで、釣った魚も大変美味しいですので、おすすめの釣りの一つです。
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