今回の釣行でも、釣果にムラがあり、反省すべき点が多くあったので、追加の感想とともに記してみたいと思います。
1 魚群探査の問題
(1)相手にする魚群
今回は、前回の反省を生かせず、焦って最初に中規模の魚群を相手にしてしまいました。
前半は、2時間で3匹と、40分に1匹のペースです。対して大規模魚群の相手をした後半は、3時間20分で12匹と、約17分で1匹と、倍以上のペースとなっています。
中規模魚群はあきらめて、最初から大規模魚群に絞っていれば、更に釣果が上がったと思われます。
次回は、妥協せずに大規模魚群を探したいと思います。
(2)探査場所の確認
PS31は、前方50mの魚を探知できます。
頭を振り振りしながら前進し、地形を見ながらくまなく探査しているつもりでも、ダブりなど非効率な部分が残っていると思います。
魚探の地図画面の航跡から、だいたいの場所を確認すれば、効率が上がると思います。
ただ、前回までの航跡やポイントがぎっしりあって、なかなか見にくい画面になっています。
次回までに、航跡とポイントを整理して、見やすい画面にしたいと思います。
2 魚群ロストの問題
魚群に近づいて、魚を釣り上げた後、それが見つからなくなってしまうことが、ままありました。
魚を取り込んだ後に、カヤックを1回転させて、全方位探知するのですが、たまにどうしても見当たらなくなることがあります。
時に、40mも先にいることがあるので、魚の動きと風に流されたカヤックの関係で、あっと言う間に遠ざかることもある感じです。
これを防止するためには、群れの位置を地図に落としながら進み、魚群の未来位置を予測する必要があります。
そのためには、前と同様、不要な航跡やポイントをあらかじめ、消しておく必要があります。
今後は、地図上の位置もポイントとして押さえ、群れの動いて行く方向を確認しながら、魚群を追いかけ回したいと思います。
ただ、群れはかなり不規則に動くので、完全にとらえることは難しいかもしれません。
3 ルアーへの応用
PS31をはじめ、ガーミンのPANOPTIXシステムは、北米のバスフィッシングをメインターゲットにしたシステムだと思います。
そうすると、一番大事なことは、前方にキャストしたルアーと魚の位置関係がリアルにわかることです。
PS31でも、オモリの位置がはっきり確認できるので、前方に投げたルアーも捉えられると思います。
ルアーを正確に正面に投げ、群れの中を通過させることは、真上から直下の群れの中に仕掛けを入れるより簡単なような気がします。
ヒメマスには赤系のスプーンが効くようですし、赤系のブラーも面白そうです。
これに、数本のウィリーサビキ針を付けて、前方にキャストすれば、必ず喰ってくると思います。
群れの位置がわからず、何百回もキャストするよりもずっと効率的な気がします。
現在の釣法では、竿は1本で十分なので、そのうちルアー竿を持っていって、試してみたいと思います。
ほとんどルアーはやらないのですが、道具だけはなぜかあります。
4 浅場での係留コマセサビキ釣法
今回、かなり浅い20m付近にもヒメマスの群れがいることがわかったので、浅場で船にアンカーを打って、係留コマセで魚を寄せて釣る方法もありだと思いました。
魚探で見た限りでは、ほどんど底と同化する位まで湖底に近づいた群れもいました。
比較的魚の群れが濃い地区では、群れ待ちの限界はあるにせよ、ある程度有効な釣法であるかもしれません。
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