来週の月曜に亘理荒浜からカレイ釣りに行く予定なので、早速カレイ用の仕掛けを作りました。
こちら東北地方太平用沿岸ではカレイ釣りがとても盛んで、外洋の流し釣りと内湾のカカリ釣りがあります。仙台湾のカレイ釣りは、外洋の流し釣りで、深さ40m前後の砂地を流して釣ります。
通常のナイロンハリスの仕掛けだと海底でからんでしまうことがあるので、ここしばらくは形状記憶合金仕掛けを使っています。この仕掛けだと、着底していもからまることなく真っすぐな状態を保てて、とても釣りやすいです。
高価な市販の物もありますが、材料さえそろえば、自作も簡単ですので、ご紹介したいと思います。
1 材料と道具
・形状記憶合金径0.35mm×5m、ほんとは0.3mmで作りたかったのですが、0.35mmしかありませんでしたので、今回はこれを使います。
・カレイ用エダス金具
・カレイ用先端接続金具
・スナップサルカン小
・小型ビーズ
・夜光玉
・形状記憶合金止め用金属パイプ
・細めのビニール夜光パイプ
・カレイ針と黒ハリス
・形状記憶合金用カシメペンチ
・ハサミ
・ペンチ
2 作り方
・全長80cmの3本針仕掛けで、エダス2本がだいたい1/3位のところに来るようにします。枝ハリスは針先まで5~7cm位、先端は10~15cm位です。
・形状記憶合金を必要な長さにペンチで切ります。
・天秤との接続部に、短めのビニール夜光パイプとスナップサルカン、夜光玉、金属パイプに形状記憶合金を通します。天秤との接続部は一番力がかかる場所なので、ビニールパイプで補強しています。
・仕掛け側のパイプをカシメペンチでカシメて固定し、パイプから出た余分な合金を切り取りますます。
・エダスとして形状記憶合金に金属パイプ、小型ビーズ、エダス用金具、小型ビーズ、金属パイプ2本を2セット通します。特に下側には力が掛かってずれることがあるので、金属パイプを2本付けます。
・丁度いいところで、金属パイプをカシメて固定します。
・一番下の先端部分に先端金具、夜光玉、金属パイプを通し、金属パイプをカシメて固定します。
・カレイ針に黒ハリスを付け、それをエダスと先端金具に取り付けます。金属との接続部には付属のビニールパイプでを付けて保護します。
・出来上がったら、Mサイズのジプロックに入れて完成です。
仕掛けづくりで一番肝心なのは、形状記憶合金用カシメペンチを使うことです。これが無いと力を入れ過ぎて合金線がすぐに切れてしまいます。
3 使い方と釣り方
スネーク天秤にスナップサルカンを付け、天秤に40号夜光オモリを付けます。直結仕掛けの方がアタリを取りやすいと思いますが、この方法でも十分だと思います。
最近は天秤の上部にグリーンの釣用小型点滅ライトを付けています。
これを底まで沈めて、底に付いたらオモリを10~20cm位小突き、それを50回位繰り返します。小突いている最中にアタったら即合わせです。
50回位小突いたら、静かに竿を立てて聞き上げます。ここでカレイが乗っていれば、竿先に重みや魚の引きなどの反応がでますので、そこでも即合わせです。
魚が掛ったら、等速で船べりまで巻いてきます。電動リールだと楽ちんなので、最近はシマノの小型電動リールを使っています。
カレイはどうしても針を飲んでしまい、取れずにハリスを切る場合が出てくるので、余分なハリス付きのカレイ針を持参し、いつでも交換できるようにする必要があります。
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