釣り用のおすすめ冷凍庫８選、-60℃で長期保存

　釣りを趣味にしていると、どうしても沢山釣れた時の魚の保存をどうしようか考えてしまいます。

　一般的な冷蔵庫に付属してる冷凍庫ではいいところ、-15℃位ですので、ずっと置くと冷凍焼けを起こしてしまい魚の長期保存には向いていません。

　そこで、色々調べてみたところ、遠洋マグロ漁業でも使われている-60℃対応の冷凍庫が長期保存に向いていることがわかりました。これだと同じ品質で２～３年の長期保存ができるようです。

　日本で市販されているものの中から、価格や電気代を度外視して釣った魚の長期保存に使えそうな冷凍庫を取り上げてみました。

１　ダイレイ製品

（１）FB-77eco

　
　容量70リッターの家庭用省エネフリーザーで、消費電力は定格出力207/221w、１か月84.25/76.50Kwh（50HZ/60HZ）です。扉は上開きで、価格は148,000円（税抜）、重さ42kgです。→製品サイト

（２）FB-217eco

　　
　容量206リッターの家庭用省エネフリーザーで、消費電力は定格出力354/370w、１か月107.67/106.30Kwh（50HZ/60HZ）です。扉は上開きで、価格は260,000円（税抜）、重さ70kgです。→製品サイト

（３）DFM-70e

　
　容量70ﾘｯﾀｰの業務用フリザーで、消費電力は定格出力225/233w（50HZ/60HZ）、１か月102.2/90.95kwhです。扉は上開きで、価格は270,000円（税抜）、重さ41kgです。→製品サイト

（４）DF-140e

　
　容量133リッターの業務用フリーザーで、消費電力は定格出力357/425w（50HZ/60HZ）、１か月105.85/107.68Kwhです。扉は上開きで、価格は380,000円（税抜）、重さ54kgです。→製品サイト

２　ＪＣＭ製品

（１）JCMCC-60

　
　容量60リッターの業務用フリーザーで、消費電力は定格出力388/302w（50HZ/60HZ）、１か月188.75Kwhです。扉は上開きで、価格は110,000円（税込）、重さ53kgです。→製品サイト

（２）JCMCC-100

　
　容量104リッターの業務用フリーザーで、消費電力は定格出力390/305w（50HZ/60HZ）、１か月220.66Kwhです。扉は上開きで、価格は121,000円（税込）、重さ67kgです。→製品サイト

（３）JCMCC-142

　
　容量142リッターの業務用フリーザーの省エネモデルで、消費電力は定格出力210/239w、１か月136.9/132.4Kwh（50HZ/60HZ）です。扉は上開きで、価格は132,000円（税込）、重さ67kgです。→製品サイト

３　カノウ冷機製品

（１）OF-140

　容量140リッターの業務用ノンフロンモデルで、消費電力は定格出力353/395W、扉は上開きで、価格は360,000円（本体価格）、重さ53kgです。→製品サイト

４　まとめ

　一番安価に購入できるのがＪＣＭの「JCMCC-60」です。また、釣り具店でも取り扱っているのがダイレイのフィッシュボックスシリーズです。

　フィッシュボックスの70リッターを購入した方の感想がネットにあり、最初からもう一回り大きなリッターを購入した方が良かったとのことでした。最初から100リッターオーバーのものの方が使い勝手が良さそうです。

　電気代については、１か月あたりの価格を1Kwh＝25円で計算すると、1,900円代のものから、5,500円代のものまで幅があります。消費電力の大きなJCMCC60、JCMCC100とOF-140を除くと、だいたい1,900円～3,400円位に収まりそうです。

　１か月あたりの消費電力と定格出力が同じでないのは、サーモスタットによって、一定の温度まで冷えたら止まり、一定温度まで上がったら再度運転するからだそうです。（ダイレイの方に直接うかがってみました。デフォルトで、-62～-58度だそうです）

　初期投資はかかりますが、概してダイレイ製品が電気代はかからない感じです。

　また、これらの超低温冷凍庫はコンプレッサーの音はかなり大きいので、寝室に近いと気になると言う感想が多く聞かれました。設置場所には気を遣う必要がありそうです。

＜2020年４月５日追記＞
　結局、ダイレイのDF-140e（133リッター）を購入しました。（楽天で税込196,600円で購入できました）まずは、昨日釣ったヒメマスを40匹冷凍にしました。今後の活躍に期待です。