釣りのコストを考える

 今年が仕事生活現役最後の年で、来年から収入が半分になってしまいます。現在、釣りに多くのコストをかけていますが、来年からはそうもいきそうにありません。

 そこで、改めて釣りのコストについて、釣りの種別ごとに考えてみました。最後に交通費も含めたトータルコストも考えてみます。

1 わかさぎ釣り

(1)ドーム船や小屋のみで行う場合

 <イニシャルコスト>
 ・電動リール2本 15,000円×2本 30,000円
 ・竿台       2,000円×2個  4,000円
 ・PEライン     2,000円×1巻  2,000円
 ・小型バッカン   5,000円×1個  5,000円
 ・小型クーラー   7,000円×1個  7,000円
 ・オモリ      1,500円×1個  1,500円
 TOTAL     49,000円
 <ランニングコスト>
 ・1日釣り券代     700円
 ・乾電池単4×4本       1,000円
 ・ドーム船・小屋代   3,500円
 ・仕掛け代  400円×3セット 1,200円
 TOTAL     5,400円

(2)冬場にテントを持ち込んで氷上釣りをする場合

<イニシャルコスト>
 ・電動リール2本 15,000円×2本 30,000円
 ・竿台       20,000円×2個 4,000円
 ・PEライン     2,000円×1巻 2,000円
 ・小型バッカン   5,000円×1個 5,000円
 ・小型クーラー   7,000円×1個 7,000円
 ・オモリ       1,500円×1個 1,500円
 ・わかさぎテント 35,000円×1張 35,000円
 ・アイスドリル  10,000円×1個 10,000円
 ・電動ドリルセット45,000円×1個 45,000円
 ・ドリルアダプタ  7,000円×1個 7,000円
 ・小型ガスストーブ 7,000円×1個 7,000円
 TOTAL     148,500円
※参考 スノーモービル 中古200,000円~、新車1,500,000円~
<ランニングコスト>
 ・日釣り券代         700円
 ・ポイント送迎料      1,000円
 ・駐車場代          700円
 ・乾電池     単4×4本 1,000円
 ・仕掛け代 400円×3セット 1,200円
 TOTAL      4,600円

2 ヒメマス釣り(沼沢湖)

(1)岸辺からの釣り(ルアー)

<イニシャルコスト>
 ・竿     20,000円×1本 20,000円
 ・リール   15,000円×1個 15,000円
 ・ライン    2,000円×1個 2,000円
 ・初期準備ルアーセット    5,000円
 ・小型バッカン 5,000円×1個 5,000円
 ・中型クーラー15,000円×1個 15,000円
 TOTAL       62,000円
<ランニングコスト>
 ・日釣り券代  2,000円(年券購入10回釣行だと、1,300円)
 ・ルアー代  1,500円
 TOTAL    3,500円(2,800円)

(2)ボートでの釣り(サビキ)

<イニシャルコスト>
 ・竿     10,000円×2本 20,000円
 ・リール   5,000円×2個 10,000円
 ・ライン   2,000円×1個 2,000円
 ・ロッドキーパー5,000円×2個 10,000円
 ・コマセカゴ   500円×2個 1,000円
 ・20号オモリセット      1,000円
 ・小型バッカン 5,000円×1個 5,000円
 ・中型クーラ 15,000円×1個 15,000円
 ・魚群探知機         35,000円
 TOTAL     99,000円
※ボート 中古ボート100,000円~、エンジン120,000円~、カヤック一式120,000円~
<ランニングコスト>
 ・日釣り券代   5,000円(年券購入10回だと2,600円)
 ・サビキ仕掛け400円×4セット=1,600円
 ・マダイパワー  700円
 TOTAL     7,300円(4,900円)

3 レイクトローリング

(1)貸しボートでの釣り

<イニシャルコスト>
 ・トローリング竿×1本   30,000円
 ・トローリングリール×1個 10,000円
 ・レッドコアライン×1個  10,000円
 ・竿受け×1個       10,000円
 ・小型バッカン  5,000円×1個=5,000円
 ・中型クーラー  15,000円×1個=15,000円
 ・ルアーセット       5,000円
 TOTAL     76,000円(2本竿だと126,000円)
<ランニングコスト>
 ・日釣り券代     1,000円
 ・レンタルフラッグ代 1,000円
 ・レンタルボート代 14,000円(2名だと7,000円)
 ・ルアー代      1,500円
 TOTAL     17,500円(10,500円) 

(2)持ち込みボートでの釣り

<イニシャルコスト>
 ・トローリング竿×2本   60,000円
 ・トローリングリール×2個 20,000円
 ・レッドコアライン×2個= 20,000円
 ・竿受け×2個       20,000円
 ・小型バッカン5,000円×1個=5,000円
 ・中型クーラ15,000円×1個=15,000円
 ・ルアーセット       5,000円
 TOTAL     145,000円
※ボート 中古ボート100,000円~、エンジン120,000円~、カヤック一式120,000円~
 動力船だと登録フラッグ代が必要
<ランニングコスト>
 ・日釣り券代     1,000円
 ・ルアー代      1,500円
 TOTAL      2,500円

4 船の海釣り

(1)マダイ釣り(コマセマダイ)

<イニシャルコスト>
 ・マダイ竿×1本       30,000円
 ・中型電動リール×1個    40,000円
 ・PEライン          2,000円
 ・竿受け×1個        10,000円
 ・大型バッカン 7,000円×1個 7,000円
 ・大型クーラー25,000円×1個 25,000円
 ・コマセビシ・テンビン他  5,000円
 TOTAL     119,000円
<ランニングコスト>
 ・乗船代(寺泊出航想定) 8,000円
 ・仕掛け代        2,000円
 ・コマセ/エサ代      2,000円
 TOTAL    12,000円

(2)ヒラメ釣り(活きイワシ)

<イニシャルコスト>
 ・ヒラメ竿×1本       30,000円
 ・中型両軸リール×1個    15,000円
 ・PEライン          2,000円
 ・竿受け×1個        10,000円
 ・大型バッカン 7,000円×1個 7,000円
 ・大型クーラー25,000円×1個 25,000円
 ・オモリ・仕掛け他       5,000円
 TOTAL    94,000円
<ランニングコスト>
 ・乗船代(亘理出航想定) 10,000円
 ・仕掛け代        2,000円
 TOTAL     12,000円

(3)カレイ釣り

<イニシャルコスト>
 ・カレイ竿1本        15,000円
 ・ベイトリール×1個     10,000円
 ・PEライン          2,000円
 ・竿受け×1個        10,000円
 ・中型バッカン5,000円×1個  5,000円
 ・中型クーラー15,000円×1個 15,000円
 ・オモリ・仕掛け他      5,000円
 TOTAL    62,000円
<ランニングコスト>
 ・乗船代(亘理出航想定) 8,000円
 ・追加エサ代       1,000円
 ・仕掛け代        1,500円
 TOTAL     10,500円

(4)ライトジギング

<イニシャルコスト>
 ・ジギング竿1本        20,000円
 ・スピニングリール×1個   15,000円
 ・PEライン          2,000円
 ・竿受け×1個        10,000円
 ・中型バッカン5,000円×1個  5,000円
 ・中型クーラー15,000円×1個 15,000円
 ・ジグ他           5,000円
 TOTAL    72,000円
<ランニングコスト>
 ・乗船代(富岡魚港出航想定)8,000円
 ・ジグ代        3,000円
 TOTAL     11,000円

(5)夜の電気アジ釣り

<イニシャルコスト>
 ・メバル用竿1本       20,000円
 ・中型電動リール1個     40,000円
 ・PEライン          2,000円
 ・竿受け×1個        10,000円
 ・大型バッカン 7,000円×1個 7,000円
 ・大型クーラー25,000円×1個 25,000円
 ・オモリ・仕掛け他       2,000円
 TOTAL    106,000円
<ランニングコスト>
 ・乗船代(新潟東港出航想定)8,000円
 ・仕掛け代         2,500円
 TOTAL     10,500円

5 浜辺や河口での釣り

(1)ウナギ釣り

<イニシャルコスト>
 ・万能リール付竿2500円×3本  7,500円
 ・竿立て1,000円×3個     3,000円
 ・中型バッカン 5,000円×1個 5,000円
 ・中型クーラー15,000円×1個 15,000円
 ・オモリ・仕掛け他       2,500円
 TOTAL    33,000円
<ランニングコスト>

 ・エサ代       1,000円
 ・仕掛け代      1,500円
 TOTAL     2,500円

(2)ハゼ釣り

<イニシャルコスト>
 ・万能リール付竿2500円×2本 5,000円
 ・竿立て1500円×1個  1,500円
 ・小型バッカン 5,000円×1個 5,000円
 ・中型クーラー7,000円×1個 7,000円
 ・オモリ・仕掛け他   2,000円
 TOTAL     20,500円
<ランニングコスト>
 ・エサ代         1,000円
 ・仕掛け代        1,000円
 TOTAL     2,000円

6 郡山市からの交通費

 郡山東部の郡山東インターを起点とし、平日高速普通車、ガソリン代は燃費リッター18km、1リッター155円で計算します。
・沼沢湖往復 高速代4,040円+ガソリン代1,700円  5,740円    
・桧原湖往復 高速代2,160円+ガソリン代1,100円  3,260円  
・猪苗代湖往復 ガソリ代のみ            900円 
・寺泊往復 高速代8,460円+ガソリン代3,400円   11,860円          
・亘理町往復 高速代5,040円+ガソリン代2,100円  7,140円         
・いわき市四ツ倉往復 ガソリン代のみ       1,500円
・富岡漁港往復 ガソリン代のみ          1,300円
・地蔵川往復 高速代3,420円+ガソリン代2,000円  5,420円
・新潟東港往復 高速代6,760円+ガソリン代2,700円 9,460円
・岩洞湖往復 高速代13,580円+ガソリン代5,800円 19,380円

7 まとめ

 イニシャルコストはしょうがないとして、ランニングコストを交通費(一人釣行)も込みで考えると以下になります。

1 船マダイ釣り   23,860円
2 電気アジ釣り   19,960円
3 船ヒラメ釣り   19,140円
4 トローリング貸船 18,400円(2人だと11,400円)
5 船カレイ釣り   17,640円
6 沼沢湖ヒメマス船 13,040円(年券購入10回で10,640円)
7 海ライドジギング 12,300円
8 沼沢湖ヒメマス岸  9,240円(年券購入10回で8,540円)
9 わかさぎドーム船  8,660円
10 わかさぎ氷上釣り  7,860円
11 地蔵川ハゼ釣り   7,420円
12 ウナギ釣り     4,000円
13 トローリング自船  3,400円

 一番高いのは、船のマダイ釣りで、以下電気アジ釣り船のヒラメ釣りと続きます。

 一番安いのは、船持ち込みでの猪苗代湖レイクトローリングで、次が四ツ倉のウナギ釣り、3番目が地蔵川でのハゼ釣りとなっています。

 高速を使って移動する予定の釣り場は高速代がかさむので、片道だけでも下道にするなどの対策が必要と思われます。中でも、桧原湖のわかさぎ釣り、沼沢湖のヒメマス釣りは、対応可能と思われます。

 また、沼沢湖船でのルアー・ジグ釣りは、根ガカリの心配がないので、そちらがうまくいけば万々歳だと思っています。

 一番安価に楽しめるのは、猪苗代湖でのカヤックレイクトローリングで、来年からは、そちらの回数を増やす方向で考えたいと思います。

2 件のコメント

  • こんばんは、確かにコスト、考えます・・・
    自営の自分は、時に余裕が無い事も有ったり・・・

    しかも今年は、釣り用の資金を全部落としてしまって、金欠状態ですし・・・

    よく海の船釣り、ライトタックルでのアオリイカ釣りやケンサキイカ釣り、真鯛のルアー釣りや完全フカセ、タチウオ釣りなどをするのですが、船賃や交通費は掛かります、道具の使い回しは結構効くので、初期投資は掛かりますが、ある程度の物を買えば、割と長く使えます・・・

    後は、冬期の桧原湖の氷上ワカサギ釣りですね、この春に魚探買ったので、小屋で使いこなしてから、来季はテント、ドリル、ソリ、と揃えたいです・・・

    自分で選んだポイントで釣りを楽しめる様になりたいです。

    ヒメマスも、来季出来たらイイな、と思っています。

    コストの話題、勉強になりますね、ありがとうございます。

    • 梶原さん、こんばんは
      コメントありがとうございます。

      色々コストを調べてみたのですが、意外とルアー、ジグ系の釣りはロストに気をつければ、コストが掛からないと感じました。

      ヒラメ釣りなど生きたエサが必要な釣りは、どうしても船代が高くなってしまいます。
      でも、あの「グッグッ、グワーーン」と言うヒラメの引きには中毒性があり、やはり行きたくなってしまいます。

      桧原湖氷上では、テントを持ち込んで自分でポイントを探すようになると景色が一辺します。来季は是非!!

      最近では、カヤックを漕ぎだして、ポイントや魚を探すのが何よりも一番楽しいですね。
      できれば、あと10年位早くやりたかったです。

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