岩洞湖氷上サクラマス釣り2020年の反省や所見など

 2020年3月8日にも、本年2回目の氷上サクラマス釣りに挑戦しましたが、残念ながら鈴の音を聞くことができませんでした。

 1回目の釣行も含めて、ポイント、仕掛け等について感じたことなどを記載します。

1 ポイントについて

 挑戦してみた方法と今後試してみたい方法についてまとめてみました。

(1)釣れた人の跡に入る(失敗)

 前回(3月2日)試した釣行方法です。前日、じっくり釣りの様子を観察し、釣れた人がいたポイントに入ってみましたが、結果的に釣れませんでした。

 本当に安定して釣れるポイントに入って釣れたのか、確認するすべがありませんので、そのまま入るのは無理がありました。 

(2)捕食予想場所に入る(失敗)

 今回、地図から捕食場所を想定して、そこで仕掛けを落としてみましたが、鈴の音は聞けませんでした。

 おそらく、マス類の捕食行動としては、間違っていないのでしょうが、岩洞湖は広いのでその中でも安定的にエサ場としているポイントであったのか疑問です。

 今までの釣果を調べたり、再度地形図を確認したりして、エサ場のポイントを熟考する必要があります。

(3)ベイトボール包囲作戦

 前に猪苗代湖でやったトローリングでは、わかさぎベイトボールのすぐ近くにマス類がいたらしく、そこを通過した時にヒットしました。

 サクラマスなどのフィッシュイーターは、ベイトの近くにいる可能性が高いです。おそらく、岩洞湖でも氷上釣りの時期にわかさぎの群れが溜まる場所がいくつもあるかと思います。

 それを探りあてて、真上でわかさぎを釣り、その周囲にサクラマス仕掛けを入れる方法です。エサのわかさぎは安定的に供給できますので、釣り方としてはとても効率的な釣り方だと思います。

 来シーズンはこの作戦から始めたいと考えています。

(4)湾口半閉塞作戦

 岩洞湖を見ると、いくつかのワンドや狭くなっているポイントがあり、そこには魚道があると推定されます。

 この魚道に対して、多くの竿を置いて、サクラマスを待ち伏せる方法です。出せる竿の本数にも限界があるので、その本数と相談となります。

2 仕掛けについて

 魚が上がらなかったので、有効性は断言できませんが、使ってみた感じは以下でした。

(1)基本的な形

 胴突き仕掛けと、オモリ下ハリス直結仕掛けの2種類を作ってみました。

 胴突き仕掛けでは、オモリと分結点までの長さとハリスの長さを変えた複数の仕掛けを作ってみました。

 こちらは、オモリまでの長さが短い方が作動中の絡みが少ないと感じました。ただ、ハリスが長すぎても絡む可能性があると思いますので、オモリ下+何cmまで出すのが適正なのかは再考が必要です。

 オモリ下にハリス直結仕掛けでも、絡んでいなかったので、適正なハリス長にすれば、十分使える仕掛けだと感じました。

(2)オモリの重さ

 最初8号(30g)2回目では16g程度まで落としてみました。

 竿とのバランスはとてもいい感じなのですが、ブログやYoutubeの画像を見ると、もっと軽く小型のオモリを使っているようです。来シーズンは、更に軽いオモリを使ってみようと思います。

 また、オモリ下にハリスが来るタイプの仕掛けでは、落下中の絡みを防止するために糸に板オモリを付けるなど糸を強制的に直線化する部分を作るのも一考の価値ありと思っています。

(2)ハリの大きさとハリスの太さ

 ハリの大きさは、できるだけ小型のものを付けた方がエサのわかさぎの負担にもなりにくいと思います。

 わかさぎ仕掛けにサクラマスが掛かることもあるので、ハリスがしっかりしていれば、小型でも問題ないと考えています。

 また、基本的に2本針で使ってみましたが、エサのわかさぎサイズによっては、1本にした方が良いと感じました。エサ釣りで、一番適正なサイズばかりが釣れるといいのですが、そうとばかりは行かないので、2種類(1本ハリと2本ハリ)が必要かもしれません。

 ハリスの太さは、細い方がエサのわかさぎの負担にはならないですが、絡みやすくなると思います。岩洞湖のサクラマスがMAX40cmオーバーであることを考えれば、現在の1号が適正であると考えています。0.8号だと不安が残ります。

3 道具について

 道具については、前回の反省で記載した通り、北米のアイスフィッシングロッド自作のロッドホルダーで全く問題ないと思います。

 ただ、釣り上げるための作戦によっては、更に本数が必要だと思いますので、ホルダーが運搬用のソリに収まる6本までは問題なく出すことが出来ます。

 来シーズンは、竿6本を基本に、それに旗が立つタイプの仕掛けを加えようと思います。

4 出来たらやってみたいこと

 私の居住地から岩洞湖までは300km以上と遠いので、簡単には実現できませんが、以下を実践すれば、よりサクラマスを釣り上げる可能性が高まると思います。

(1)ガーミン魚探とソナーによる湖底測量と探査

 最近HONDEXの魚探にも、岩洞湖の等深線が内蔵されたようですが、ガーミンとの比較記事でも記載した通り、その信頼性には不安があります。

 できれば、自分でカヤックを出して小石川周辺とダムサイト周りだけでも、クイックドローを掛けて測量ができればと思います。画像は、桧原湖北部を測量しているようすです。

 これができれば、30cm単位の地形の変化を読み取れ、わかさぎの定位場所やサクラマスの回遊場所を想定可能だと思います。

(2)氷下のソナーによる探査

 ガーミンソナーのPS31PS22前方探査機能を持っており、それで前方30m位までにいるわかさぎやサクラマスの様子をじっくり確認します。

 荷物が重くなってしまうので、できれば、釣りをする日とは別の前日等に行って準備の時間をとりたいです。測量と併用できれば完璧だと思います。

 来シーズンは、何とかサクラマスを釣り上げたいです。

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