4月11日の反省や所見など

 昨日の釣りでも、色々思うところがあったので、記載します。

1 ヒメマスの魚群

(1)場所

 今回も降り口沖から初め、対岸を目指して南に移動していきました。対岸までは、中型の群れがポツポツ見つかる感じでした。

 大魚群が見つかったのは、対岸の岸近くと前回と同じく取水塔北側でした。

 岸近くの大魚群は、南の岸近くで見つかり、後をずっと追い回したら、沖方面に移動していました。上がって来る魚は中型が多かったです。

 取水塔北側の魚群は、水面から5mまでの浅い水域を泳ぐ群れで、横方向の長さが長い群れでした。やはり、中型の魚が多かったです。

 昨年は、こうした浅い場所を泳ぐ群れは5月後半から6月にかけて増えてきたのですが、このような早い時期に見られたのは驚きです。やはり、ここにも暖冬の影響がでているのでしょうか。

(2)群れの動き

 今回特に魚をバラした時の反応が顕著だったです。釣り上げて途中でバレると、魚の動きにギアチェンジが入り、さっと逃げるように動きます。

 わかさぎでもそうですが、やはり、バラした魚は警戒警報を出しながら群れに戻り、それに群れ全体が同調するようです。ヒメマスだとなかなか難しいかもしれませんが、バラしを少なくする工夫は、やはり必要だと思います。

 また、仕掛けを入れるタイミングを誤り、群れのど真ん中に入れてしまった時は、群れが真っ二つに分かれる様子も観察できました。

(3)群れと魚の大きさ

 今回、中型魚群よりも更に小さな小型の魚群があり、仕掛けを慎重に入れてみると、大きめのヒメマスが上がってきました。春先は、だいたい中型以上の魚群だけいるのかと思っていたので、少し驚きました。

 もう少し暖かい時期になると、群れが湖全体に散らばり、中型から小型の魚群が増えて来きます。まだ、寒い時期にも、他より水温の上がりが早い対岸などの浅い場所などでは、先行して、大型ヒメマスの小型魚群が出現するのかもしれません。

2 道具

(1)魚群探知機

 前回は、95SVとPS31の1セットだけでしたが、今回は昨年同様、73CVとPS22の2セットで釣りが出来ました。

 大魚群を相手に、アバウトに仕掛けを同調させるには、PS31の前方探査だけで十分ですが、小型や中型の魚群を相手にするには、正確な位置どりが出来るPS22の下方探査が必要だと改めて感じました。

(2)玉網

 前回、33cmの枠に30cmのシリコンゴムの枠を無理やり入れ込んで使ってみましたが、とても使いにくかったです。

 そこで、急遽1尺2寸(38cm)のヘラブナ用玉網枠とプロックスの38cmのシリコンゴムの網を調達し、枠に網を取り付けました。これに、水性漆用塗料を塗った24mm桐棒を付けてみました。

 桐棒は長いまま取り付け、現場合わせでノコで切って使ってみました。少しだけ短く切りすぎましたが、使い勝手はとても良かったです。

 再度、丁度良い大きさに切った桐棒に、水性漆様塗料を塗って、玉網の柄を作ります。最終的には、これに螺鈿細工を施してみたいです。

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