昨年は鮎用の33cmの玉網に丸棒の柄を付けて使っていましたが、今年から1尺2寸のヘラ鮒用玉網枠に38cmシリコンラバーを付けて使っています。
玉網の目に針が時々引っかかって難儀することもなく、大きさも丁度良かったので、ご紹介します。柄については試作品が完成し、改良したものを現在制作中です。
完成したら、ご紹介したいと思います。
1 玉網枠
ヘラ鮒用の玉網は、1尺位のものが多く、材質も天然木からカーボン素材まで色々なバリエーションがあり、値段も様々です。
付ける予定の網が38cmでしたので、それに合わせて枠が1尺2寸で、差し込みタイプのものを色々探してみました。その中で軽量カーボン製の比較的安価なものがありました。
ヘラブナ用品通販サイトにあった「尺2寸!レッド研出調フルカーボンタモ レース網付き」と言う製品です。
→Yahooショッピングの鯨ヶ池FCフィシングセンターの通販ページ
2 網
昨年までの、鮎用の網では針が頻繁に引っ掛かり時間のロスが、ヒメマス群れロストの大きな原因になっていました。
そこで、船釣りの方々が普通に使っているシリコンゴム製のものに代えました。
単体で38cm枠で購入できるものに、プロックスの「交換用ラバーランディングネット15型」が枠38cm、深さ27.5cmと丁度いい感じでこれを購入しました。
値段も安く(希望小売本体価格1,000円)、使っているうちに破れてもすぐに交換できます。
3 取り付け
かなりもったいないですが、ヘラ鮒用玉網枠を取り外します。軽量で使いやすいのですが、サビキ針が引っ掛かってはどうしようもありません。
取り付けには、10cmの白い結束バンドを使いました。この結束バンドはとても便利で、別なサイズは魚探の配線やシートをカヤックの骨組みに固定するのに使っています。
結束場所は多めに入れてみたところ、かなりいい感じに仕上がりました。
4 柄について
柄は65cm、24mm径の桐製の丸棒を使います。柄の差し込み口は径12mmで、補強をするために径25mm、厚さ0.8mm長さ3cmのステンレス管を先端に取り付けます。
試作のものは、ステンレス管を付けずに使ってみましたが、使い勝手は良かったです。
柄には最終的には、防水と装飾を兼ねてウレタン塗料で塗装整形する予定です。
5 まとめ
カヤックで釣りをしていると、船内が狭く玉網もちょうどいいサイズのものが必要になってきます。
市販のもので合うものが無かったので、材料を組み合わせて作ってみました。いろいろ道具を工夫しながら自作するのも釣りの楽しみの1つだと思っています。
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