今年は魚が少ないせいもあり、後半戦はかなり苦戦しました。魚とウィリーサビキを同期させることはできるのですが、喰いが悪いと全く喰いついてきません。
そこで、ヒメマスのジグフィッシングについて、色々調べてみました。
湖岸から釣っている方の中には、ルアーだけでなくジグを使って釣果を上げている方もいるようで、ジグフィッシングはヒメマス釣りで有力な方法のようです。ヒメマスは赤系の色が好きなようで、アイナメ釣りで使うブラーに掛ったりもするようです。
船からのジグフィッシングについて、北米に情報があったので、そこで示されていた方法を元に考えてみたいと思います。
→テリー・ウォルターズとスコット・ウォルターズによるオデル湖でのコカニーのためのジギング(英文)
1 ジグの重さ
標準で3/8オンス(約10g)から1オンス(約28g)のジグがおすすめのようです。ライトジギングを調べてみると、だいたい40gが標準の重さのようですが、ヒメマスの泳層は、10m前後であることが多いので、それよりも軽い方が良さそうです。
ヒメマスの船釣りでは、海でのジギングのように底での根ガカリがないので、思い切って重く小型に出来るタングステンを使いたいところです。
私も愛用しているダイワのTGベイトだと、20、25、30gがあり、赤系統だとピンクと赤金が使えそうです。
2 ロッドとアクション
先調子の軽量のロッドが適しているようです。ジグも軽量のものを使うので、こちらもそれに合わせたロッドが必要だと思います。
ジグの動きについては、定番のものはないようで、自然落下させてしゃくる動作が基本になるようです。ヒメマスの群れは、上下の分厚いものもありますが、だいたいは5m以内に収まります。
その中でしゃくって動きを出せばいいので、深い海のように連続でしゃくって上げるような動作は必要ないようです。
また、ドラグは緩めずきつめして、魚のバラシを防ぐようです。
3 ジグを落とすポイント
こちらは、できる限り群れの前方に落とすのが良いようです。
私が実践しているサビキの落下釣法でも、これは常々感じていることです。群れのど真ん中に入れてしまうと魚が驚いて散ってしまうことが度々あります。サビキよりも目立つジグだとなおさらだと思います。
4 ジグに付けるエサ
北米でヒメマス釣りに使われている標準的なエサにトウモロコシがあります。ジグにトウモロコシを付けるとヒット率が上がる時もあるようです。
前に、染色トウモロコシをエサにして試してみましたが、うまく行きませんでした。むしろ、紅サシを付けた方が喰ってきたので、エサを付ける場合は紅サシが良さそうです。
5 直下のヒメマスを狙う釣り
ヒメマスの群れを追い続けて、群れの上にくるように船を操船し、群れの中にジグを落とす釣り方とされています。まさに、私がウィリーサビキの落下釣法で日々実践している釣りです。
ヒメマスの群れの中にジグを入れ込んで、誘いをかける方法で、一番反応が良い誘いを見つける必要があります。また、反応を示さない群れなら別な群れに再度トライしろとも言っています。
こちらも、落下釣法でも言えることで、一度喰わなくなった群れは、あきらめた方がいいと思っています。
6 まとめ
船から行うヒメマスジギングでは、私が今まで行ってきたサビキの落下釣法をそのまま応用できそうです。根ガカリのしない湖のジギングでは、サビキ釣りよりも仕掛けの消耗が少なそうなので、なんとか修行して来シーズンにはマスターして、確実に釣れるようになりたいです。
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