カヤックで沼沢湖ヒメマス釣行 2019-4(7匹)

<7時20分~12時40分 7匹>

 今年4回目のヒメマス釣りに行ってきました。昨日の桧原湖レイクトローリングから連荘です。

 3時過ぎに郡山の実家を出発し、5時過ぎに沼沢湖の駐車場に到着しました。

 カヤックを組み立てますが、寒いせいと、使い込んでフレームにゆがみが生じているらしく、なかなか組みあがりません。
 今年はシーズンオスにフジタカヌーにメンテナンスに出してもいいかと思います。

 組みあがったら、昨日から沼沢湖釣行しており、ご連絡をいただいていたSさんにお会いし、ご挨拶しました。
 Sさんは、私と同じフジタカヌーのアルピナ2(460)を所有しており、今日は湖上でご一緒できなかったですが、何れ是非ご一緒できればと思っています。

 何時もの折り口まで、アクアに積んで運び、カヤックに艤装を施します。
 魚探等、いろいろ付けなければならないので、時間もそれなりにかかります。

 カヤックカードで湖岸まで運びますが、かなり増水しており、先週に比べ下すのが格段に楽になりました。

 今回も惣山方面の前回、大きな群れがいた中央近くから探査を開始します。

 中央付近では、魚群が見つからず、そこから岸よりに船を進めると、ほどほどの中型の魚群が見つかりました。
 そこで、位置取りを考えながら操船し、仕掛けを下します。

 ところが、今日はいいタイミングでも魚が喰ってくる感じがしません。
 仕掛け自体、変化を付けた方がいいのかもしれません。

 なんとかもがきながらも、3匹ほど上がりました。
 今回は、アユ用のたも網をヒメマス用に改良し、掛かった魚は全てたも網で取り込みました。

 取り込んだとたんに、外れた魚もいたので、たも網を使って正解だったと思います。

 そこから、更に南寄りに針路をとると待望の大型魚群がみつかりました。
 早速、たも網で魚で取り込むと、サビキ針が網に引っ掛かり、外すのに時間がかかってしまいました。

 外し終わって、探査してみますが、見事にロストしてしまいました。

 更に探査を続け、中型魚群で1匹を追加できました。
 この時面白かったのは、魚探で仕掛けに向かって魚が動くのが確認でき、仕掛けに乗ったとたんにアタリが来たことです。

 もともと、魚とルアーの位置関係を調べるためのソナーシステムなので、納得しました。

 そうこうするうちに、風が強まり、湖面が波立ち始めました。

 こうなると、カヤックの操船は厳しくなってきます。

 大型魚群を発見し、仕掛けを投入しても、なかなか群れの中に入っていきません。

 かかったのと逆で、サビキに向かって泳いで来た魚がとって返したのが見えたのには、がっかりしました。

 風の中、沖から岸方面に探査し、いくつか群れを見つけますが、うまく行きません。
 最後には、船の出船場所の前の方まで、群れを追うことになりました。

 これ以上は風で無理な感じでしたので、1時前に上がりました。
 結局、7匹しか釣れませんでした。

 道具を片付けて、車に積み込んでいると後ろの車の方が帰ってきたので、少し立ち話をしました。

 なんと、今日かなりの数を上げ、漁協に魚を下すそうです。
 仕掛けを含めて、勉強になる話を聞けたので、ご報告します。

 基本的にコマセサビキ釣りの基本事項と思っていただければ、いいかと思います。

1 船は係留して釣る。
 コマセでヒメマスを寄せるためには、船が動いてしまってはもともこもありません。
 キャンプ場沖のロープ付近では、ロープに係留できます。
 他の場所では、湖に点々とあるブイを2カ所使って係留するそうです。

2 大人数で釣る
 コマセを効かせるためには、大人数で大量のコマセを撒いた方が効率的です。
 仲間の船2そう以上の船があるといい感じだそうです。

3 コマセの棚は統一する
 コマセを船から撒いてしまうと、魚が浮いてしまい、釣りにならないそうで、コマセカゴの棚は共通の深さにするようです。
 2と含めて、考え方は私もやっているコマセマダイと一緒だと思います。

4 コマセにアミエビを入れると効果的
 ヒメマスを止めるためには、アミエビを入れると効果が全く違うそうです。
 できれば、サビキの針もアミエビ系にすると効果的のようです。

5 サビキ針は色々変えてみる
 その日その日によって、ヒメマスが喰いやすい針が変わることがあるので、いろいろなパターンのサビキ仕掛けを持って行った方が良いようです。
 ハヤブサウィリー仕掛けを黄緑を水性塗料でオレンジに染めるとより効果的だそうです。

 私は今年から、コマセを使わない釣法にしましたが、一般的なコマセサビキ釣法には参考になるかと思います。
 
 他に反省点や気づいた点がありますが、別稿でUPします。

〈天候・朝の気温〉晴れ、2度
〈タナ〉5~15m
〈時間〉7時20分~12時40分
〈道具と仕掛け〉カレイ竿2本、ハヤブサヒメマスウィリー5号、オモリ30号
〈魚探〉Echomap plus 95SV、PS31、ヘディングセンサー
〈釣果、総数/回数〉7匹、64匹/4回、目標まであと108匹
 

2 件のコメント

  • はじめまして
    いろいろ工夫されてますね
    魚探の使い方とか参考になります

    私はPS31とPS22で悩んだ末に
    結局安いPS22にしました
    3Dがいまいち使えないのなら
    PS22で良かったのかなとも思いますが
    探索距離はPS31の方が出るということなので
    その点は羨ましいですね

    というわけで今はPS22で群れを追ってます
    ただ、反応がヒメマスなのか
    それともワカサギなのかサクラマスなのかは
    まだよく分かりません・・・

    • むぅさんはじめまして
      コメントありがとうございます。
      沼沢湖は、だいたいヒメマスですので、上層の群れはヒメマスだと思っています。
      一昨日、桧原湖で探査したところ、底にいるのは、わかさぎ、サクラマスと思われる反応は、群れを作っていない感じでした。
      PS31は、前方の探査距離が長いのが特長ですが、(昨日は60m先まで見えました)PS22のような下方探査できないので、直下の魚がうまく見えないのが欠点です。
      そこで、Echomapplus73cvを米アマゾンに発注してしまいました。
      近日中に、95sv-PS31、73cv-PS22の2台体制にする予定です。
      なんだか、バスボートみたいなカヤックになってしまいますね。

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