今まで針とハリスを結ぶのは、手作業で行ってきました。
しかし、ヒメマス用のサビキ針は消耗が激しく、それを自作して使うのには、多くのサビキ針を作らなければなりません。
ここのところ老眼で針結びに難儀していたので、時間を短縮するために、電池式の自動針結び器を購入してみました。
以下、大きさや仕組み、使ってみた感想など記載します。
1 サイズと仕組み
自動針結び器には、色々な製品が販売されており、アマゾンでも4機種ほどがあったのですが、一番コメントが多く良さげな「ハピソン針結び器 細糸用 YH-713」にしました。
サイズは約92×44×68mm、質量は約117g(単4電池2本を含む)と手のひらにすっぽり収まる大きさです。
固定した針に回転盤に止めた糸を、電動で回転させて巻き付けていく仕組みで、最初に機械の中央部に釣り針を固定します。
次に、糸を機械の溝に入れ1回転させて、回転盤の糸止めに固定します。
更に、回転盤を回転させるスイッチを押し、好みの巻き数で止めます。ここで針が回転に伴ってせりだして、糸がきれいに巻き付きます。
だいたい5回位で十分留まります。
最後に、裏側の糸を引っ張って、針を機械から外し、手で増し締め・位置ずらしをして完成です。
2 実際に巻いてみる
購入した機種は細糸用で、0.1~6号までのハリスに対応し、針もかなり小型のものまで使えます。
ヒメマスで使うアジ針5号は余裕で入ります。わかさぎ針でどうなるか、使ってみたいです。
針の固定は、針止めを緩めて押し込んで行いますが、簡単に固定できます。
糸は裏側から回し込んで、回転盤の針止めにとめますが、こちらは少しテンションをかけないと緩んでしまうので注意が必要です。
回転盤での糸巻は、裏側の糸をひっぱりテンションを掛ける必要がありますが、いたってスムーズに針に糸を巻きつけて行きます。
機械から取り出して、むずび目をチモトに引っ張ってみると、内側からきれいにハリスが出ています。
針と糸を準備して、完成するまでの時間を計測してみたら、だいたい50秒でした。
3 まとめ
手先の器用さに自信がある方には必要ないかもしれませんが、私のような老眼が進んだ不器用な釣り人にとって、福音となる道具だと思います。
特に、結び目やそこから縮れることなくきれいに出るハリスなど、均一なクオリティーに仕上がるのは凄いと感じました。
税込み約2500円ですので、購入しても間違いない使い勝手の良い製品だと思います。
コメントを残す