今シーズンは2度ほど、カヤックでのわかさぎ釣りに行けました。
色々反省点などがあったので、記載したいと思います。
1 道具立て
(1)竿
イカダ竿は、だいたいオモリ付加が2号(7.5g)までの竿がほとんどで、わかさぎ用のオモリも十分に使えます。
ただ、値段によって穂先の柔らかさが違うようなので、できるだけ柔らかい竿の方がアタリを取りやすいです。
(2)リール
今回はヒメマス釣りで使っているアルデバランBFを使ってみました。糸はPE1号を巻いていますが、オモリが軽いので更に細い0.6号以下にした方がよりスムーズに沈下すると思います。
また、わかさぎに違和感を与えないため、PEの先にフロロの1.5号位の意図を1~2m程巻いた方が良いと思いました。
(3)オモリ
最初の釣行では、10g、2回目では7gを使いましたが、やはり重めのオモリの方が落ちがいいです。
更に小型に出来るタングステンの9gあたりが最適のような気がします。
2 魚群探知機
最初は9インチ魚探と前方探査のみで、釣りの臨みましたが、やはり位置取りが難しく、2回目には7インチ魚探を追加しました。
前方の魚群を探せるPS31は相変わらず便利です。慣れないと底の障害物と魚群の見分け方が難しいですが、慣れてくるとすぐにわかります。
2回目の釣行では、下方探査のPS22も使ってみましたが、魚群を見るのは前方探査のPS31だけで十分だと感じました。
これから氷上の季節になると、やはりGT-10HNなどの氷上用の振動子が便利になってきます。
3 魚群の様子
大きくは、巨大なベイトボールと底に少しの反応に分かれます。
ベイトボールは魚探での見え方から、確かにわかさぎの群れだと思われるのですが、真ん中に落としても喰いませんでした。
当歳魚の喰いが渋い群れの可能性が高いと考えています。
逆に、底にある反応ではアタリがあることが多かったです。上がって来るわかさぎも程ほどの大きさなので、中型魚が中心の群れだと推定しています。
4 釣りの方法
(1)スパンカーは必須
風の中で、カヤックが風に正対するために、スパンカーは必須だと思います。
これがないと、船の横に風を受けて流されてしまい、結果的に横波も受けるようになります。
スパンカーを付けると、流されるにしても風の方向のみで、元の位置に戻るのも容易です。
(2)アンカーの必要性
理論上は、スパンカーを付けて、足で漕げば同じ場所に留まれますが、仕掛けやエサを付ける時には足がじゃまでどうしても流されてしまいます。
アンカーを利用すれば、できるだけ同じ位置に留まることが出来ます。
前に桧原湖で漬物石アンカーを使った時がありましたが、どうしても底に引っ掛かってロストしてしまう危険性があります。
そこで、パラシュート型のアンカーが最良だと思うようになりました。
5000円以下のバケツ型のアンカーは、どうしても開口部の直径が狭いものが多く、効きが悪いと思います。
実際、私もこの小型アンカーを使ってみたことがありますが、風に対する効きは全然でした。
色々調べてみると、アンカー開口部の直径は、船の長さの40~50%が最適との説がありました。
私のカヤックは3.66mですので、1.4~1.8m程度の開口部を持ったパラシュートアンカーが必要そうで、来シーズンに向けて探してみたいと思います。
こんにちは、自分が以前、ゴムボで海釣りしてた時に、自作のパラアンカーを使いました、、ビニール傘を再利用した物でしたが、それの効果が有るかどうか迄分かる程釣れた記憶がありません。
そもそも、ゴムボは風でクルクル回るので、作ってみたのですが、まあ、自作の楽しみとしたら、良いかな?と思っていました。
ゴムボの長さに、直径が足りない様なので、ビニール傘では難しいのでしょうね。
桧原も開幕ですね、でも、私は明後日、能登にアオリイカ釣りです、釣れるとイイんですが、今年は渋いらしいです。
梶原さん、こんにちは
やはり、手漕ぎの船は風に弱いので、アンカーが必要だと思いました。
前に、安いバケツタイプを購入したのですが、全然効きませんでした。
来シーズンは少し値段が張りますが、本格的なパラシュートアンカーを入手したいと思います。
アオリイカ美味しそうです。頑張っていらしてください。