十和田湖ヒメマス釣り（20240714）

　前から行ってみたかった十和田湖ヒメマス釣りに、この連休を利用して行ってきました。

　郡山からだと、休憩を入れて６時間30分位かかります。特にカヤックを積載しているので、スピードには気を使って85km/hの低速走行です。

　前日、湖岸の温泉宿にたどり着いて、従業員の方にカヤックを下せる場所を聞くと、丁度宿の駐車場から湖岸までそれ程の距離はなく、そこを使わせてもらうことにしました。

　翌日、朝食を早めに食べて、準備に取り掛かります。国土地理院の十和田湖の湖底図を見ると、南側のワンド付近は比較的なだからに深くなっている感じで、ヒメマスがいると予想される20ｍ付近を狙うには、かなり北に向かわなればなりません。

　いつものように、ガーミンの９インチ魚探とソナーPS31を艤装して北に向かって漕ぎ出します。

　ソナーで魚の様子を見ると、頻繁に湖底付近に濃い魚影が現れますが、おそらくワカサギの魚影だと思います。

　試しに、サビキ仕掛けを落としてみると、たちまち逃げ出す様子がわかるので、間違いなくワカサギのようです。

　20ｍ付近に近づくと、ようやく中層10～15ｍ付近にヒメマスと思われる魚影が現れますが、群れが小さく２～３匹の感じです。

　仕掛けを同期させて、反応を見ますが、サビキに興味をもつものの、喰いつくまでには至りませんでした。

　付近を見てみると、湖岸に立ちこんむ釣り人が２名、トローリングをしている船が２艘ほどあります。

　根気よく、群れを見つけては仕掛けを同期させて、しゃくりながら誘ってみると、２時間ほど経ったところで、物凄く大きなアタリがありました。

　通常、ヒメマスは上に向かって走ることが多いのですが、この時は船の後方に向かって走り出して、やり取りをしようとする刹那、１号のハリスが切られてしまいました。

　無念！リールのドラグが少しきつかったようです。気を取り直して、ハリスを結び直して、再度群れを探します。

　十和田湖は湖岸から300ｍのみの範囲が、遊漁可能な場所で、湖岸に沿ってカヤックを進めていくと、いつも沼沢湖で見かけている小型のヒメマスの中規模の群れが見つかりました。

　そこで、慎重に仕掛けを同期させると、待望の１匹が上がってきました。ホントに小型の山梨の西湖サイズのヒメマスです。

　ボウズを免れ、作戦を沼沢湖のように群れを追いかけて、同期させる方針に変更しました。

　追いかけては、同期を繰り返し、なんどかもう１匹のチビヒメを上げることができました。

　しかし、その後は警戒の密集隊形を組まれ泳ぐスピードも速くなってしまい、同期させても喰いつきません。そこで、大型と思われる中層の小型の群れを探してみます。

　たまに見つかり、同期させしゃくって誘うものの、仕掛けに興味を示すものの喰ってきませんでした。

　３時近くなったので、釣りをあきらめ、帰途につくことにしました。湖面を改めて見ると、みごとなエメラルドグリーンで、このような美しい湖にカヤックを浮かべられただけでも大満足です。

　湖岸に帰着し、宿に帰って温泉に入り、夕食と朝食を食べて帰ってきました。

　運転とカヤック搭乗で腰がだいぶやられているので、郡山に着いてから前日予約していたマッサージ店に直行、90分のマッサージを受けたらほぼ完全に疲れが抜けました。

　久しぶりに、夕飯に食べたヒメマスは、相変わらすとても美味しかったです。

　今日の反省は別に記載したいと思います。

〈朝の天候〉くもり、気温20度
〈タナ〉10～15m
〈時間〉８時45分～14時45分
〈道具と仕掛け〉ダイワアナリスターライトゲーム64 S-190･Y、シマノアルデバランBFS、沼沢スペシャル（自作仕掛け）、ハリス１号4本針、全長1.５ｍ×２連結、ダイワドラゴンシンカー30号
〈魚探〉Echomap plus 95SV、PS31
〈釣果〉２匹
　