湖底図から桧原湖のポイントを再考する(2)まとめ

 今週の気温が高く、例年よりも氷の厚さがないので、3月3日の釣行が桧原湖最後になってしまうかもしれません。

 そこで、今シーズンから本格的に始めた、魚探と地図を使ったポイント探しについて、総括してみようと思います。

1 釣行で新たに発見できたポイント

 今回の釣行では、結局、竹ポイント1か所、梅ポイント4か所を見つけることが出来ました。残念ながら、爆釣の松ポイントを見つけることはできませんでした。全て今まで人が入っていないポイントです。

(1)Bポイント1(2月3日発見)

 西エリアにポイントで、周辺に比べて深くなっている場所です。低くなっている部分が比較的広い特徴があります。〇日に最初に見つけた時は、PS22で360度探査を行ったところ、群れが泳ぐ反応があり、そこで発見しました。

 魚探の反応は、びっしりと言う訳ではありませんでしたが、魚の喰いは良くダブルで上がって来ることが結構ありました。
 こちらは、誰も全く入っていないポイントですので、来シーズン釣果に困った時に入ろうかと思います。

(2)Cポイント1(1月27日発見)

 西エリアの一番浅いところにあるポイントで、最初スノーモービルを走らせることが出来ない時に、湖底図だけを頼りに見つけました。歩いて行ける範囲ですので、浅いところです。こちらも、周囲と比べると浅い地形になっており、その真ん中付近で釣りをしました。

 魚探の反応は、時々群れが来る感じの反応でした。たまにダブルがある感じで、飽きない程度に釣れました。

(3)Cポイント2(2月11日発見)

 西アリアのBポイント1から、海底の山状の地形の反対側にある低くなっている場所です。こちらは、PS22の360度探査を使って、薄い反応を発見した場所です。低くなっている部分はBポイント1と同じ位の面積でした。

 魚探の反応は、底の反応が薄いが上層に群れが入って来るようなものでした。魚の喰いは初日が渋かったのですが、翌日まずまずの反応がありました。初日は5人で同じポイントに入ったので、その分渋かったのかも知れません。

(4)Cポイント3(2月17日発見)

 中央エリアの所謂「鉄柱沖」と言われるポイントの西側にある低地のカケアガリにある場所です。こちらもPS22の360度探査で発見したポイントです。(最初の写真参照)

 魚探の反応はすこぶる良く、底から5mまで魚びっしり状態でした。しかし、日が悪かったのか、喰いは全然で、数が伸びませんでした。魚探の反応通りに魚が喰っていたら、500オーバーも夢ではないと思ったので、残念でした。こちら付近には3月2日にも行ってきましたが、底の魚の反応は今一つでした。

(5)Cポイント4(3月3日発見)

 西エリアのBポイント1に比較的近い、周囲に比べて底が低くなっているポイントで、こちらは、初めて45CVとGT10HNのコンビで探査をしてみました。底の反応は、(4)までと比べるとかなり薄かったのですが、魚の喰いは良かったです。

2 まとめ

 今年見つけたポイントは、周囲よりの低くなっている場所で、低い場所に魚が居るということは間違いなかったと思います。ただ、肝心なのは、そこ低い部分の面積と底質だと思われます。湖底図では底質はわからないので、面積だけで見ると、広い比較的平らな部分がある場所には、わかさぎが居るキャパシティがあり、ポイントとなりえると思いました。
 逆に、周囲よりも低いがすり鉢状に近い低地では、そのキャパシティが無いせいか、魚の気配を感じることができませんでした。

 釣行日数に限りがあるので、探査できたポイントはまだまだ少ないですが、来シーズンも1か所に安住することなく、探査を楽しみたいと思います。そのためには、また秋に湖底図が未作成の部分について、クイックドローを再度かける予定です。

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