2021桧原湖氷上(8回)まとめ

 今年は、合計8回氷上釣りに行けました。爆釣とはいきませんでしたが、十分楽しめました。

 課題も含めて、簡単にまとめてみようと思います。

1 各回の釣行

(1) 1月23日双子島手前(51匹)

 氷の張り始めで、モービルを湖上に乗り入れることが出来ず、徒歩で双子島の北側の小屋が密集している付近に行きました。

 朝方比較的アタリがありましたが、9時過ぎからすっかり渋くなってしまいました。

 昨年まで、よ~く見て使っていなかったGT-10HNの機能に初めて気づき、その便利さに改めて驚きました。

 1年ぶりに氷上で、懐かしい面々と顔を合わせられたのもとても良かったです。

(2) 1月30日双子島北(155匹)

 猛吹雪で、土曜日と言ってもいつもの1/3位の人出でした。

 吹雪にも十分対応可能な装備をしているので、却って吹雪になると燃えてきます。

 遠方に行って遭難したくないので、双子島すぐ北側の中深場のポイントに入りました。

 兄弟モービルをお持ちのWさんグループと一緒になり、そこそこアタリが楽しめました。

 また、1年ぶりにわかさぎの燻製を作り、美味しくできました。

(3) 2月6日双子島東側(102匹)

 一昨年2月にそこそこ釣れた中深場のポイントに行ってみました。

 最初ソナーPS31で探査を試みましたが、穴から取り出せなくなるトラブルが発生し、PS31での探査をあきらめました。

 2回目まで、モービルのスイッチを初心者用に設定していたのに気づかず、2年放置していたのがエンジンが吹けない原因かと思っていましたが、通常スイッチに戻すと普通に吹け上がるようになりました。

 残燃料劣化防止剤の効果をまざまざと感じた釣行となりました。

(4) 2月11日双子島東側(44匹)

 まだ氷の状態が不安なので、2月6日と同じポイントに入ってみました。

 携帯用のコットを持ち込んで、テントの中で昼寝を決めたかったのですが、大きな方の北米テントにもサイズ的に入りませんでした。(無念)

 魚の反応は鈍く、始めた時間も遅かったので、大苦戦してしまいました。 

(5) 2月12日双子島手前北側浅場(223匹)

 前夜、裏磐梯の宿でインスタを見ていると、森のうたから出撃しているフォロワーさんの浅場での魚探の映りが良かったので、ピンと来て浅場に移動しました。

 今シーズでは、一番喰いが良く、朝方は時速40匹オーバーまで釣れるようになりました。1本竿で軽いオモリを使うとこの辺が限界かも知れません。

 夕まずめに爆釣タイムがあるかと、夕方まで粘ってみましたが、残念ながらそれはありませんでした。

(6) 2月13日双子島手前北側浅場(135匹)

 職場の後輩2名を迎えて、前日と同じポイントで釣りました。

 全く同じ場所なのに、釣り人が倍になってしまうと、魚にプレッシャーがかかるのか釣果もマイナス100匹になってしまいました。

 氷上の状態が良くなったので、後輩を連れて雄子沢から桧原本村まで、桧原湖上ドライブを楽しめました。

 また、テント内の温度を10度以下に保つと、下の氷は溶けなかったので、次回からマットを持たず、装備を最小限にすることにしました。 

(7) 2月21日月島南東中深場(47匹)

 前日のポイント探査開始時に振動子GT-10HNが故障し、翌日からソナーPS22を使って釣りを開始しました。

 季節外れの暖かい気温のせいで、氷の状態が悪化してきており、モービル道を外れると帰れなくなる恐れがあるので、森のうたさんの沖の小屋近くで釣りを開始しました。

 しかし、釣果が芳しくなく、近くの別なポイントに移動して、なんとか少しだけ挽回できました。

 翌日も氷上釣り予定でしたが、あまりの高温で湖面が危険となり中止し、ヒメマス釣り場、冬の沼沢湖に行ってきました。

(8) 2月27日雄子沢浅場(93匹)

 最終釣行、初心者の釣友を連れて、しばらくぶりに雄子沢に行ってみました。

 1月中は爆釣できるポイントなのですが、魚影はあってもすっかり渋くなってしまいました。

 ソナーPS22を使うと、深場では良く見えなかったわかさぎが10m以内になると、まるでヒメマスと同じような状態で映ることがわかり、ヒメマス釣りさながらに魚に同期させる釣りに挑戦してみました。

2 反省や所見など

(1)椅子とテーブルの釣りは楽ちん

 最初は、小さな椅子ボックスに座って低い位置で釣りをしていましたが、途中から椅子とテーブルを使った釣りに代えました。

 椅子とテーブルに代えてから、疲れが半分以下になり、特に腰へのダメージはほぼない感じです。

 しゃがんでの釣りではまず無理な、3日連続釣行にも対応可能になりました。

 小さく折りたためる椅子やテーブルもあるので、それを利用すれば荷物はあまり多くなりません。

 釣果は、しゃがんで2本竿で釣るよりも落ちてしまいますが、体が楽な方が楽しいです。

(2)氷上振動子GT-10HNは使い易い

 途中で断線してしまいましたが、この振動子は解像度、照射角ともにとても使い易い振動子です。

 Echomapとの組み合わせでは、自動で底の探知範囲が出たり、最大1m位の拡大画面が表示出来たり大変便利です。

 断線については、しやすい場所を補強して使おうと思います。

(3)誘いアワセの釣りは楽しい

 今シーズンの釣りでは、1本の竿を手持ちしての誘いアワセの手法を多用してみました。

 魚が居食いして、穂先で感じることのできないようなアタリでも、重さで乗った感じでアワセると掛かってきます。

 特に最終釣行では、竿台に置いて誘う誘いでは全くアタリがつかめませんでしたが、誘いアワセでなんとかアタリを取ることが出来ました。

 来シーズンも、渋くなったら多用したいと思います。

(4)ポイント選定は更に慎重に

 地形や今までの実績からポイントを選定してきましたが、残念ながら爆釣ポイントにあたることはできませんでした。

 早く釣りたいばかりに、魚の反応に妥協して、探査をしつこくしませんでした。

 探査に1時間かけて時速20匹の穴で6時間釣って、120匹、2時間かけて時速40匹の穴で5時間釣って、200匹です。

 ポイント選定は、地形が低くなっている場所で大丈夫だと思いますが、来シーズンは魚探の反応には妥協せず、より映りのいい場所を探そうと思います。
 →地底図から読み解く桧原湖のポイントポイントを再考する(1)ポイントを再考する(2)

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