4月30日ヒメマス釣行の反省と所見

 昨日の釣行では、そこそこの釣果が上がりましたが、反省点もありました。所見とともにUPします。

1 ヒメマスに多数逃げられた点

 これは、自分が横着して、タモ網を使わなかったのが、一番の原因です。

 目の前まで寄せてバラしたヒメマスが何匹かいました。

 タモ網は、アユ用のものを使っているのですが、柄の形が変わっていて、ロッドホルダーに収まらず、直ぐに手元にこないのが、原因です。

 柄の一部をちょん切って、きちんとロッドホルダーに収まるように改良します。

 ただ、今の釣り方は、魚群をロストしないのが一番で、魚がかかってからの手返しを良くするために、抜き上げが一番効率が良いので、難しい問題です。

 暴れ回る大型のヒメマスを取り込むのに、タモ網を使うのが、現実的な選択かもしれません。

 また、カヤックに上げてもそこから、飛び出した魚が2匹、クーラーボックスに入れる時に手が滑って逃がした魚が1匹いました。

 こちらは、途中から、ヒメマスをつかんだ時にエラから手を入れて、心臓を潰して締めることにして、解決出来ました。

 クーラーボックスに入れる時に、手が滑って、落ちた魚も無事、タモ網で回収出来ました。

2 ヒメマスは上から落ちて来る仕掛けが、嫌いかもしれない点

 今回も群れを追いかけ、その中心に仕掛けを落とす釣法ですが、ソナー画面を観察すると、上記と思える反応が確認されました。

 1つは、大魚群に仕掛けを入れると、群れが2つに分裂してしまう反応で、2回観察出来ました。

 もう1つは、仕掛けを落とした先の群れが、それを避けるように、下層に移動することです。

 それほど、頻繁に起こる反応ではありませんが、気に止めておく必要があると思います。

3 ヒメマスは、魚群集団で移動している?

 広い湖を群れを求めて移動していると、見つからない時は、全く見つからないのに対して、見つかるときは、複数の魚群が同じ画面上で見つかることが、ままありました。

 また、大型魚群を追いかけている最中に、別な大型魚群が出現することもあり、そちらに乗り換えて追跡を続けたこともありました。

 画面で見た限りでは、複数の群れ同士が水中で意思確認しながら、泳いでいる印象を強く受けました。

 早い段階で大魚群を探し当てられれば、釣果がより、上げやすいと思います。

4 ヒメマスの泳層とサイズ

 今回は、5m付近の表層を泳ぐ群れから、35mの深部を泳ぐ群れまで、様々なタイプの群れを観察出来ました。

 相手にしたのは、大きく5~10m付近の群れと、10~20m付近の群れの2つです。

 統計処理はしていないので、確実ではありませんが、釣り上げた印象では、表層の群れの方が魚のサイズが良い感じを受けました。

 今後、釣りのデータを重ねて、更に考えてみたいと思います。

5 ヒメマスは疑似餌針に飽きる?

 今回、中型の群れを相手にした時に、強く感じました。

 群れの中心に仕掛けを落とすと最初は喰ってきますが、そのうちドンピシャのタイミングで落としても、喰わなくなります。

 どうやら、他のマス類と同じく、疑似餌針に飽きるようです。

 これは、個体数が少ない中型の群れに顕著でした。大型の群れを相手にしている分には、問題なくアタるので、やはり大型魚群を相手にするのは、この釣りでは、大前提だと思います。

6 竿の種類など

 前回の釣行で、サビキ針用1本、ルアー1本も面白いと思いましたが、今回、やはりサビキ針用2本が一番効率良いと感じました。

 メインの右竿を落とした後、サブの左竿を落とすと、左に掛かったり、同時に掛かったりしました。

 メインの右竿がうまく群れに入ると、直ぐに魚がかかり取り込む必要があるので、左竿を落とすヒマがなくなります。

 右竿にアタリが直ぐにこない時に、魚の掛かる確率を上げられると思います。

 また、メインの右竿は、PEラインの色を元に深度調整をしていますが、サブの左竿には、棚ストッパー付のリールが付けられれば便利だと思います。これがあれば、ほぼ同時に仕掛けを下せ、魚をヒットさせる確立も上がります。

7 PS31の感度

 PS31は、だいたい50m先の群れを探知できますが、感度を上げるとノイズもそれに合わせて増えてしまいます。

 今回は、最初ノイズやや少なめの中感度で探査していましたが、途中で少し感度を上げてみたら、すぐに50mより遠方の群れが探知できました。

 ノイズと群れの違いを判別するのは、結構難しいものがありますが、経験を積んで、感度が良く判別可能な設定に慣れたいと思います。

8 群れの泳ぐ場所

 今回、午後の群れを追いかけていたら、湖の中心部の取水塔が間近に見えました。

 こちらについては、別稿でUPしたいと思います。

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