昨日の釣行では、そこそこの釣果が上がりましたが、反省点もありました。所見とともにUPします。
1 ヒメマスに多数逃げられた点
これは、自分が横着して、タモ網を使わなかったのが、一番の原因です。
目の前まで寄せてバラしたヒメマスが何匹かいました。
タモ網は、アユ用のものを使っているのですが、柄の形が変わっていて、ロッドホルダーに収まらず、直ぐに手元にこないのが、原因です。
柄の一部をちょん切って、きちんとロッドホルダーに収まるように改良します。
ただ、今の釣り方は、魚群をロストしないのが一番で、魚がかかってからの手返しを良くするために、抜き上げが一番効率が良いので、難しい問題です。
暴れ回る大型のヒメマスを取り込むのに、タモ網を使うのが、現実的な選択かもしれません。
また、カヤックに上げてもそこから、飛び出した魚が2匹、クーラーボックスに入れる時に手が滑って逃がした魚が1匹いました。
こちらは、途中から、ヒメマスをつかんだ時にエラから手を入れて、心臓を潰して締めることにして、解決出来ました。
クーラーボックスに入れる時に、手が滑って、落ちた魚も無事、タモ網で回収出来ました。
2 ヒメマスは上から落ちて来る仕掛けが、嫌いかもしれない点
今回も群れを追いかけ、その中心に仕掛けを落とす釣法ですが、ソナー画面を観察すると、上記と思える反応が確認されました。
1つは、大魚群に仕掛けを入れると、群れが2つに分裂してしまう反応で、2回観察出来ました。
もう1つは、仕掛けを落とした先の群れが、それを避けるように、下層に移動することです。
それほど、頻繁に起こる反応ではありませんが、気に止めておく必要があると思います。
3 ヒメマスは、魚群集団で移動している?
広い湖を群れを求めて移動していると、見つからない時は、全く見つからないのに対して、見つかるときは、複数の魚群が同じ画面上で見つかることが、ままありました。
また、大型魚群を追いかけている最中に、別な大型魚群が出現することもあり、そちらに乗り換えて追跡を続けたこともありました。
画面で見た限りでは、複数の群れ同士が水中で意思確認しながら、泳いでいる印象を強く受けました。
早い段階で大魚群を探し当てられれば、釣果がより、上げやすいと思います。
4 ヒメマスの泳層とサイズ
今回は、5m付近の表層を泳ぐ群れから、35mの深部を泳ぐ群れまで、様々なタイプの群れを観察出来ました。
相手にしたのは、大きく5~10m付近の群れと、10~20m付近の群れの2つです。
統計処理はしていないので、確実ではありませんが、釣り上げた印象では、表層の群れの方が魚のサイズが良い感じを受けました。
今後、釣りのデータを重ねて、更に考えてみたいと思います。
5 ヒメマスは疑似餌針に飽きる?
群れの中心に仕掛けを落とすと最初は喰ってきますが、そのうちドンピシャのタイミングで落としても、喰わなくなります。
どうやら、他のマス類と同じく、疑似餌針に飽きるようです。
これは、個体数が少ない中型の群れに顕著でした。大型の群れを相手にしている分には、問題なくアタるので、やはり大型魚群を相手にするのは、この釣りでは、大前提だと思います。
6 竿の種類など
前回の釣行で、サビキ針用1本、ルアー1本も面白いと思いましたが、今回、やはりサビキ針用2本が一番効率良いと感じました。
メインの右竿を落とした後、サブの左竿を落とすと、左に掛かったり、同時に掛かったりしました。
メインの右竿がうまく群れに入ると、直ぐに魚がかかり取り込む必要があるので、左竿を落とすヒマがなくなります。
右竿にアタリが直ぐにこない時に、魚の掛かる確率を上げられると思います。
また、メインの右竿は、PEラインの色を元に深度調整をしていますが、サブの左竿には、棚ストッパー付のリールが付けられれば便利だと思います。これがあれば、ほぼ同時に仕掛けを下せ、魚をヒットさせる確立も上がります。
7 PS31の感度
PS31は、だいたい50m先の群れを探知できますが、感度を上げるとノイズもそれに合わせて増えてしまいます。
今回は、最初ノイズやや少なめの中感度で探査していましたが、途中で少し感度を上げてみたら、すぐに50mより遠方の群れが探知できました。
ノイズと群れの違いを判別するのは、結構難しいものがありますが、経験を積んで、感度が良く判別可能な設定に慣れたいと思います。
8 群れの泳ぐ場所
今回、午後の群れを追いかけていたら、湖の中心部の取水塔が間近に見えました。
こちらについては、別稿でUPしたいと思います。
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