15馬力のバスボートをレンタルして、北エリアの湖底図を作ってきました。
昨年、中央から馬の首付近までは作成済で、ガーミンEchomap95svとGT52振動子を使ってその北側でクイックドローで等深線を引きました。
残念ながら、桧原の南側が残ってしまいましたが、わかさぎ釣りが行われているエリアは終了しました。
出来上がった湖底図で、各エリアを見てみたいと思います。
等深線の色は、~5m赤、5~10m黄色、10~15m水色、15~20m青紫となっています。
1 早稲沢エリア
基本的に、キャンプ場前から堂場山に向かって北東から南西方向に向かって、徐々に深くなる地形です。
堂場山東側が崖状に落ち込んでいるのが良くわかります。この付近では深さが15m以上あります。
また、細かく見てみるとテラス状になっているところや谷状にくぼんでいるところ、尾根状となっているところなど変化がある場所があります。
このような微細な地形の中にわかさぎの群れが付きやすい場所と付きにくい場所があるのかもしれません。
2 金山エリア
金山エリアは北東部が、5m以内と極端に浅く、南西側が深くなっている地形です。
急なカケアガリは、岸近くの4~7m付近と、深場中央の13m付近にあります。
こちらも、早稲沢同様、テラス状や谷状、尾根状の微細な地形が確認できます。
金山は、浅場での小型わかさぎの数釣りのイメージがあるのですが、冬場の小屋の感じからすると5~10m付近がそこにあたるような感じがします。
3 桧原本村エリア
北西の川の流れ込みから南東に向けて、徐々に深くなる地形となっています。
特に堂場山西側が一番深くなっており、裏側に続いています。
こちらは、3月になってから爆釣するイメージが強い場所ですが、そこが5~10mラインのなだらかに傾斜している場所か、やや急な場所か判断が付きかねます。
等深線を見る限りでは、旧川筋は北側の比較的岸近くを流れていた感じがします。
今シーズン、行く機会があれば、わかさぎの群れと地形を良く照らし合わせてみたいと思います。
4 クイックドローについて
ガーミンの魚群探知機に標準の機能で、STRIKERシリーズから全て使えます。
かなり正確な地図を描写してくれるので、底に付く魚を探すにはとても便利な機能です。
春~秋のヒメマスは、中層を泳ぐ魚なので恩恵は受けられませんが、わかさぎはだいたい底に付いているので、群れの定位場所を探す目安になると思います。
前にホンデックスとの比較でも記載しましたが、ホンデックスに内蔵されている紙ベースの地図は半世紀以上前のもので、かなり地形が変わっています。
最新の情報を知るには、こちらが便利ですし、私のように自分で作成しなくても、ネット上でダウンロードできます。
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