ミシガン州ガル湖でわかさぎの夜釣り

 前日の氷上釣りの釣果が芳しくなかったので、200マイル南下し、友人のPhillpのホームグランドのガル湖で、わかさぎを狙うことにしました。

 今回も夜釣りで、Phillの家にあるボートをトレーラーでガル湖まで運びます。

 時間の合間にガル湖を見学してきましたが、周囲がかなり開発され、湖岸まですぐの家が結構ありました。

 ボートもかなりの数があり、港もあります。桧原湖クラスの大きさはありそうな湖です。

 日暮れ前に有料のスロープからボートをおろします。

 私は北米での釣りなので、彼の使っているリール竿だけで十分かと思っていたのですが、Phillから「いいから、私を信じてクリスティアも持って行きなさい」と勧められました。

 結果的に彼の慧眼に助けられることになりました。

 ボートで、沖の70フィート付近を目指します。場所が決まったら、アンカーを2本下ろして、船を固定し準備します。

 竿を水面に出すところには、四角いボックスを設置し明かりも点けで見やすくします。船にも氷上釣りでも使ったLEDライトを点けます。

 円形リールに彼の作ったフライ6本仕掛けにサシを付けて底まで落とし、少し上げてアタリを待ちます。

 しばらくすると、いい感じのアタリがあり、すかさずアワセると手応えありで、北米の初わかさぎとなりました。

 やはり、日本のわかさぎの2倍はあります。後で聞いたら、5年は生きるとのことでした。

 それから2匹を追加したところで、ライントラブルでリールが使えなくなってしまいました。

 外気温が氷点下で、ガイド先端が凍りつき、時々なめてとかすのですが、それでも上手く行きませんでした。

 そこで、思い切って針とオモリはそのままに、竿とリールをクリスティアに変更しました。重いオモリなので下げ角度は最大です。

 すると、流石に10cmに満たないわかさぎのアタリを敏感に感じるように作った穂先だけあって、大型わかさぎのアタリは手に取るようにわかります。

 上手くアワセるといい感じで、掛かってきます。ただ、毎回ガイドが凍りつくので、手入れしながらの釣りになります。

 最初あまり上がっていなかったPhillも、中層でいい群れが見つかるといい感じで上がってきます。

 タナは私はずっと底(21m)、彼は途中から24フィート(約7m)のところで釣っていました。ホントに魚の活性が高い時は、もっと上層まで上がり、魚探の反応も上から下までびっしりになるようです。

 結局、10時までやって、Phill34匹、私35匹でした。通常の竿でやっていたら、絶対ここまで釣れなかったと思います。

 彼のアドバイスがあったからこそです。このような機会を作ってくれた彼には、とても感謝しています。

 翌日、彼の家でパイクと一緒に天ぷらにしてみたら、両方とも淡白な味でとても美味しかったです。両方とも絶対に、日本人好みの上品な味だと感じました。

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