氷上サクラマス釣りの反省や所見など-岩洞湖2020年3月2日-

 今回(2020年3月2日)の岩洞湖釣行でもいろいろ反省点や思うところがあったので、記載します。

1 釣りの手順

 今回の手順は、「サクラマスの竿・仕掛けを設置→エサのわかさぎを釣る」でしたが、これがそもそもの間違いでした。

 正しくは、「エサのわかさぎをたくさん釣る→サクラマスの竿・仕掛けを設置」でした。

 エサのわかさぎが釣れなくては、話になりません。

2 魚探画面の齟齬はなぜか

 ポイントでのPS22の反応は、素晴らしく、わかさぎの大魚群と判断してしまいましたが、GT10HNの画面では、全く魚がいない状態でした。

 おそらく、近くにあった湖底の障害物を誤認識したものと推定します。

 赤城大沼などで見たわかさぎの魚群は、もっと薄く映っていましたし、この真っ赤な影が魚なら、中型以上の魚の群れだと思います。

 いずれにしても、氷上で一番頼りになるのは、直下を詳しく見ることの出来るGT10HNであることを、改めて認識できました。この振動子だと15mの深さでもほぼテント直下を確認できます。

3 仕掛けは良かったか

 今回、3パターンの仕掛けを使ってみましたが、魚は釣れなかったので、使用感のお話になります。

 まず、旗タイプの下には、オモリ1号に1.5号1mハリス直結の仕掛けを使いました。

 仕掛けを上げた時には、絡んだりしていなかったので、十分使えると感じました。

 ヒラメのイワシ泳がせ釣りタイプの、胴突き仕掛けは、全長1m幹糸1.5号、ハリス1号は変えず、回転ビーズの位置と、ハリスの長さが違う2種類を使ってみました。上部には撚れを防止するため、トリプルサルカンを付けています。

 ビーズ上下50cm、ハリス40cmの仕掛けは、残念ながら、上がって来る途中で絡まってしまいました。

 ビーズ上75cm、下25cm、ハリス60cmの仕掛けは、絡まずに上がって来ました。

 私のヒラメ釣りの仕掛けは、後者のようなハリス分岐点からオモリまでの長さが短い仕掛けで、やはり、シンプルにこのタイプの仕掛けが扱い易いと感じました。

 ヒラメのローリングサルカンに対して、小型のスーパー回転ビーズの回転性能に不安があったのですが、うまく回転してくれるようでした。

 また、オモリ直結仕掛けは1本、他は、針はヒラメ釣り同様、2本針にしました。大きさは、1本針が大きめの針、2本針は、中型と小型の針を付けてみました。

 実際にわかさぎに付けた感じでは、中型でも大きく、小型で丁度の感じでした。イワシ同様、鼻掛け背掛けにしてみましたが、外れていなかったのは驚きでした。

4 道具立ては良かったか

 アイスフィッシングロッド・リールロッドホルダーは、手前味噌かもしれませんが、バランスが絶妙でした。セットにして、ヤフオクに出してもいい位です。

 道糸1.5号オモリ8号適正だと感じました。後は魚が掛って来るのを待つだけです。

 ただ、Youtubeのマスの水中わかさぎ捕食映像を見ると、わかさぎ釣りに使うような小さな流滴状のオモリを使っているので、ナス8号でなくてタングステン系の小さなオモリが必要かもしれません。

 また、釣行前にリールのストロークを確認していなかったのはまずかったです。当日はだいたいの巻き上げでエサを置いていたので、タナ自体があっていなかった恐れがあります。

 ストロークは約54cmですので、エサのわかさぎを底上1mに定位させようとすると、(1m+オモリ下からエサまでの長さ)÷54cm 回転が正解です。

 四角のロッドホルダーは、積雪があるところでは、雪を利用して固定できるので、少々の風が吹いても竿が動くことはなさそうです。

5 今後に向けて

 まず、最初にエサとなるわかさぎが沢山釣れる場所を真剣に見つけ、わかさぎ釣りに専念したいと思います。

 場所は、今回は平坦な部分を選んでしまいましたが、カケアガリからとその際付近を狙いたいと思います。

 竿・リールとロッドホルダーはそのまま使い、仕掛けは胴突き75/25cmで、針は一番小さなものを付けようと思います。

 わかさぎは元々小さな魚なので、イワシなどよりも弱りが早いと思います。

 頻繁なエサ交換が必要と思われ、そのためにも最初に頑張ってわかさぎ釣りに専念する必要があります。
 
 なんとか、氷上でサクラマスを上げてみたいです。 

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