ソーラパネルとポータブル電源で災害に備える

 前から使っていたSmartTapのポータブル電源に加え、同じシリーズのポータブルソーラパネルを入手しました。

 これで、災害で停電となっても最低限のライフラインは補えそうですし、電気の繋がっていない場所でも便利に使えると思います。

 また、キャンプ場で使ってもカッコいいかも知れません。

1 ポータブルソーラーパネル

 取ってが付いた3つ折りのサイズのパネルで、530×510×300mmサイスで5kgの重さがあります。

 これを広げると、1555×530×15mmのサイズになり、各パネルの裏面にはペグで地面に固定するための小パネルがついています。

 スペック上のピークパワーは、120Wとなっていますが、カスタマーレビューを見るとそこまでの出力はないようです。

 背面には、直出力可能な端子が4つ(18V-6.5A、USB-A1、USB-A2、USB-C)がついており、スマホやタブレット、ノートパソコンに直接充電することも可能です。

 →SmartTap 120W ソーラーパネル充電器(アマゾンのサイト)

2 付属品

 後ろがチャック付きの袋となっており、ケーブルと固定するためのペグが入っています。

 ケーブルは特殊な形状となっており、SmartTapの製品でも古い品番の製品では、別途「STSL300」を購入する必要があります。

 こちらには入力変換用変圧器付ケーブルと、シガーソケット対応ケーブル、パネル用変換ケーブルの3点が入っています。

 シガーソケット対応ケーブルは想定していなかった製品で、これと変圧器付ケーブルを利用したら、なんと車のシガーソケットから充電可能になりました。

 うれしい追加機能です。

 →STSL300(アマソンのサイト)

3 実際に使ってみる

 早速、真冬の晴天時に日の当たる方向に向けて、充電してみました。

 製品のMAX120Wは入力できませんでしたが、71Wで入力できました。

 100Vコンセントでの入力だと25.5Vー3.5Aで約90Wなので、それにかなり迫る発電量を持っているようです。

 626Wの充電量を持っているPowerArQだと、全く空の状態からは9時間の充電時間が必要となりますが、現実的に空になるまで充電器を使うことはまずないと思います。

 だいたい半分位まで使ったら充電する感じですので、4~5時間で満充電に持って行けると思います。

 また、車のシガーソケットからの入力だとだいたい60W位なので、5時間位の接続が必要です。

4 まとめ

 2021年2月13日夜の福島県沖地震では、福島市内は震度6弱の揺れに襲われましたが、幸い停電とはなりませんでした。

 これが、停電となると特にスマホなどの情報機器や、明かりなどライフラインを確保する必要が出てきます。

 ポータブル電源に加えてソーラーパネルを使えば、スマホを充電しつつ夜の電源を確保することが出来、長期の停電でも持ちこたえることが出来ると思います。

 また、電気が通じていないような山奥の仕事場に持って行くような使い方も面白いと思います。

 エンジン発電機を持って行くのが一番手っ取り早いですが、天候には左右されるものの、ソラーパネルとポータブル電源では、燃料を準備したり、機械のメンテナンスに気をつかう必要がないことは、大きなアドバンテージだと思います。

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