ヒメマスの群れの動きとカヤックとの位置関係について、魚探での見え方や船の操船によって大きく5つのパターンに分かれます。
操船による魚群の移動方向について、簡単にまとめてみたいと思います。
1 群れが船から遠ざかっていく
(1) 真っすぐ遠ざかっていく
この場合は、船を回頭させることなく、進行方向に真っすぐ進んでも群れの見えている場合で、そこそこのスピードを出さないと遠ざかってしまうパターンです。
ヒメマスの回遊スピードよりも速い速度で、追いつく必要があり、のんびりしていると群れをロストする危険性があります。
(2) 左右どちらかの方向に遠ざかっていく
この場合、船を左右どちらかの方向に回頭させないと群れをロストしてしまい、上と同じく、ヒメマスの回遊スピードよりも速い速度で追いつく必要があります。
実際に釣りをしていると、このパターンと逆の近づいて来るパターンが多い感じがします。
仕掛けを船の直下に落とすためには、船を止める必要があるので、遠ざかっていくパターンでは、落とすタイミングを取るのは結構むずかしいものがあります。
2 群れが船と交差する位置を移動している
船をかなり回頭させないと、魚探画面での位置を見失う場合です。
現実的には、回頭角度を微調整しながら群れに近づいて行くうちに、1の(2)の左右どちらかの方向に遠ざかって行く位置関係に変わっていきます。
3 群れが船に近づいて来る
(1) 真っすぐに近づいて来る
船が停止状態でも、魚探の画面ではこちらに近づいてきますし、進行方向だと、回頭しない状態でかなり早いスピードで近づいて来ます。
近くに来たら、船のスピードを緩めて対応します。前方探査のみのPS31を使う分には、一番正確に群れの中に仕掛けを入れやすいパターンです。
(2) 左右どちらの方向から近づいて来る
船を左右どちらかに回頭させつつ、前方に移動するとかなり早いスピードで近づいて来るパターンです。
こちらも、(1)同様に、群れの中に仕掛けを入れやすいパターンだと思います。
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