6月9日釣行の反省と所見

 今回の釣行でもいろいろ気づいた点があったので、ご報告したいと思います。

1 生エサでは紅サシが一番良さそう

 今回は、赤く染色して臭いを付けたトウモロコシ、渓流釣り用のイクラ、ブドウ虫、紅サシを持参し、ハヤブサの空針仕掛け5号ハリス0.8号に各2個付けて反応を見てみました。

 その結果、最初のアタリが2回とも紅サシに喰ってきたので、途中から紅サシに付け替えました。

 PS22の画面でも、仕掛けの付近をエサを確かめるように泳ぎ回るヒメマスが観察出来ました。写真は仕掛けだけが映っていますが、これにヒメマスの赤い点がからんで来るイメージです。

 今回までメインで使っていたハヤブサウィリー5号、ハリス0.8号と比較してみると、魚の喰いは紅サシの方がいい感じがしました。

 ハヤブサのヒメマス用の針は金色系を使っていますが、この色でいいのか疑問に思う点もあります。アイナメ針のように針自体を赤く染めると喰いに差が出るか興味のあるところです。

 途中で何か所かに紅サシを2匹付けて反応を見てみたのですが、どうも単純に1匹付けの方がいい感じです。

 今回の紅サシの成果について、つらつら考えてみました。

 すると、湖に住んで同じ動物性プランクトンを主食にし、紅サシで釣る魚がいるのに思いあたりました。
 そうです。そいつはわかさぎです。

 ブドウ虫の成果は今一つですが、紅サシ以外にわかさぎに効くエサがあるのを思い出しました。

 それは、赤虫です。赤虫については、ヒメマスの研究成果をいろいろ読んでみると、エサの一部でもあるようです。
 
 また、昨年、赤虫ワームを空針仕掛けに付けてみて、ヒメマスが喰ってきたこともありました。
 生エサだと更に喰いが良くなる気がします。

 赤虫については、針自体が赤虫専用の針があるようで、それで胴付き仕掛けを自作してみるのも面白いと思います。
 何れ、試してみたいと思います。

3 集魚剤の成果は不明

 北米から輸入したヒメマス専用集魚剤をウィリー仕掛けに塗って使ってみましたが、大きく喰い気が上がった感じはしませんでした。

 ただ、同じウィリー仕掛けで塗った針と塗らない針で比較までしていないので、今回だけでは判断できません。

 更に、効果の程を確認したいと思います。

4 ヒメマスは湖の広範囲に薄い群れでいる

 今回は、湖の中央にある取水塔付近の西側付近を中心に探査を行いました。

 その結果、この時期には中央付近も含めて、かなり広範囲に薄い群れでいることがわかりました。

 探査結果の群れの感じは、前回と同様に5m付近の群れが9割、最上層が0.5割、10m以下が0.5割の感じでした。

 特に4月当初にいた10~15m付近にいた中型から大型の群れがほとんど見当たらなくなってしまいました。

 その結果、釣り方としても、小さな群れを相手にしなければならなくなってしまいました。

 魚の鼻先までは、仕掛けを届けることができるので、魚の喰い気を出せる仕掛けが前にも増して重要となりました。

 紅サシや今後期待される赤虫など、ヒメマスが好きそうな生エサで対応しようと思います。

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