私の使っているカヤックはフジタカヌーのアルピナ2 430EXと言うモデルのファルトボートで、船体はビニール布とアルミフレームで出来ています。
ファルトボートの宿命で、使っているうちにどうしても船体布が傷んで小穴や傷がついてしまいます。釣りに行っているフィールドは、岩場のない湖で、砂浜から出船していますが、それでも痛みは出てしまいます。
フジタカヌーでは、新艇購入時に修理キットも同梱されており、船体布と同じ材質の布と接着剤が入っています。
2回ほど補修を行い、穴を塞いだのですが、前回の釣行では、釣りから帰って出船場所に戻ってみると、思いの他船内に浸水があったので、再度補修を行うことにしました。
先ず、船体布底部の傷のついている部分を探します。船体布は濃緑で、傷がついている箇所は、内側の白い繊維が見えます。
数えてみたら、10箇所以上も白い繊維がみえる所がありました。特に出艇時や帰着時に一番底の部分が湖底にこすれるので、底の部分の痛みがどうしても激しくなってしまいます。
修理は、補修用布をハサミで切ってそれを補修箇所に貼り付けます。しっかり貼りつくように、両側から当て板で挟み込み、その上からクランプで締め込みます。
補修箇所には、円形の補修布が点々と貼りついています。戦場をくぐり抜けてきた歴戦の勇士のようなカヤックになってしまいました。
このファルトボートは修理で手を入れれば長く使えるカヤックです。まだまだ釣りで活躍してもらいたいと思っています。
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