昨日のヒメマス釣りでもいろいろ思うところがあったので、記載します。
1 95SVの故障は痛い
一昨年の夏に導入し、2年近く使い続けたEchomap plus 95SVがとうとう故障してしまいました。
電源を入れても、わずかに反応してすぐ消えてしまう症状なので、電源ユニットの故障だと思われます。メインの魚探ですので、早く修理に出したいところです。
とりあえず、73CVとPS31の組あわせでもなんとかなったので、しばらくはこの組み合わせで我慢しようと思います。
2 魚は薄く散らばっている模様
PS31で、藤ヶ崎沖を中心に探査を試みましたが、春にみられたような大魚群は発見できませんでした。10m付近に比較的大きな魚群があったので、仕掛けを入れて1匹かけてみましたが、小型のヒメマスでした。
中~大型の魚は相変わらず、「ソーシャルディスタンス」を守って、15m付近に小さな群れを作っています。小型魚の群れとは1匹1匹の間隔が違い、同じ深さに整列するような形の群れとなっています。
3 同期釣法から落下釣法へ
今年は春先から、あらかじめ魚の深さに仕掛けを入れ、船の真下で同期させる同期釣法を採用してきました。しかし、魚の喰いが渋くなる6月以降は苦戦したことは否めません。
今回、魚探の制約から最初に採用した落下釣法に戻したことによって、なんとかヒメマスを上げることができました。
同期釣法だと、ヒメマスの群れの前方あるいは後方から仕掛けが近づくため、ヒメマスに仕掛けを吟味される時間が多くとられるような気がします。
これに対して、落下釣法だと、上から瞬間的に仕掛けが落下して来るので、仕掛けを吟味する間もなく反射的に喰いつく確率が上がるような気がしています。
ただ、ヒメマスとの位置取りが難しく、あまり近くに鉛のオモリが急に落下して来ると、さすがにヒメマスも驚いてしまうので、理想としては、前方の視界に入る範囲(だいたい2~3m位を想定)に仕掛けが落ちるようにしたいと考えています。
また、群れの真ん中に入れると、群れが分裂する現象も度々目撃しているので、群れの最前部に投入するのが理想です。
丁度いい具合に落下させるとすかさず喰ってきますが、猶予を与えると、仕掛けの周りを泳いで吟味しているのが良くわかります。昨年1年を通じてのヒット率は、だいたい3割位でした。
そのような場合、少し仕掛けを動かしてみると喰いついてくることもあります。ルアーもそうですが、マス類を相手にする時は、いかに反射的に喰わせるかを考える必要があるかもしれません。
4 卵を持った個体が多くなった
21匹のうち、オスは3匹だけで、他はメスでした。
イクラ状態の大きな卵を持っている個体から、まだ未成熟の卵を持っている個体まで様々でしたが、大型のヒメマス程大きな卵を持っている傾向がありました。
産卵は大型のヒメマスから始まるのかもしれません。
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