昨年からずっとオスメスタイプの簡易コネクタ(写真)を使っていましたが、先日、魚探と振動子との接続に不具合が出てしまいました。
1年位は持ったのですが、やはり安価な中華製コネクタではずっと安定した動作を望めませんでした。そこで、新たに防水コネクタを購入し、付け替えることにしました。
1 使った防水コネクタ
今回、アマゾンで購入者からの評価が良かった「2ピン防水コネクタ」を購入しました。
セットには、オスメスのコネクタ本体、オスメスの接続子、コードの防水ゴムが入っています。一見したところ、何をつける部品かわからなかったのですが、ググったコネクタ接続を解説したサイトを熟読して理解できました。
2 メス側端子ケーブルの製作
簡易コネクタ同様、最終的に4個のバッテリーの端子に各2本のメス端子付のケーブル合計8本を取り付けます。
細い赤黒ケーブルを適当な長さに切断して、メス側端子を取り付けます。
ケーブル銅線を適切な長さに出し、その根元に防水キャップをかぶせます。更にメス用の金属端子に銅線を入れ、防水キャップとともに電工用ペンチでしっかりかしめます。
これをメスのソケットの奥まで押し込みます。楊枝などを使って奥まで押し込むようにします。
反対側のケーブルにバッテリーに接続する丸型端子を取り付けて完成です。
3 オス側端子の取り付け
今回必要となってくるのは、魚探のEchomap plus95SVと73CVの2台、ソナーのPS31とPS22の2台の合計4台となっています。
まず、前回まで使っていた簡易端子を外して、銅線をむき出しの状態にします。
メス側端子同様に、ケーブルの根本に防水キャップをかぶせ、金属端子に銅線を入れて電工ペンチでかしめます。
これをオスのソケットに押し込むのですが、ソケットの先の部品から端子から出るように取り付けるので、少し手間がかかります。
最後に先端からオス端子を引っ張り出すようにして接続します。
4 バッテリーへのメス端子の取り付け
メス側端子ケーブルの丸型端子をバッテリーの端子にボルトで固定します。
この時、プラスとマイナス側を間違わないように取り付けなければなりません。後の接続テストで1個が逆であったことが判明しました。
5 接続テスト
魚探とソナーを早速接続して、電源の入り具合をテストしてみました。
あらかたうまく行きましたが、1度だけ電源が入らないことがあったので、確かめてみるとオス端子の接続が弱くなっていました。再度しっかり差し込むと問題なく電源が入りました。
この防水コネクタは、主に自動車などの電装品の接続に使うもので、一度接続したらずっと接続しっぱなしにする用途がメインのようです。
私のように、1回1回抜き差しすることを前提に作られているわけではないので、接続ごとに端子の入り具合を確認する必要がありそうです。
ただ、作り自体がケーブルのプラスとマイナスを端子を介して直接接続する作りなので、前回の簡易コネクタのように接続不良を起こすことはないと思っています。
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