ガーミンEchomapplus45cvで組む氷上セット

 前回桧原湖偵察に行ったときに、相方がホンデックス魚探の特に地図機能の限界を感じ、推奨ガーミン魚探セットの購入を依頼されました。

 そこで、小型でスノーモービルのハンドルにも付けやすいEchomap45cvをメインとしたセットを組んでみました。

 概要はこちらでまとめていますが、今回は45cvに限定した価格も含めた必要機器類をご紹介します。

1 魚探と振動子

(1)Echomap45cv

 ガーミンのEchomapの中では一番小型ですが、地図機能や氷上用振動子の接続も問題なくこなせる機種です。

 ホンデックスと違いバッテリーは別に用意する必要がありますが、30cm単位でわかるリアルな湖底の様子などメリットはたくさんあります。

 スノーモービルのハンドルにも問題なく付けられるサイズなので、モービルでポイントに直行できます。

(2)GT10HN

 ガーミンの氷上釣り用振動子には、この機種とGT8HWの2種類があります。

 一番の違いは、照射する周波数帯で、それによって照射角度も違ってきます。

 一番高い周波数を使うと、照射角度とほぼ真下の魚をとらえることが出来ます。

 また、周波数を自由に変えられるので、他の魚探との干渉が激しい時などにもとても便利です。

 →GT10HNとGT8HWの違い

→Echomap45cv(楽天のサイト)
 →GT10HN(楽天のサイト)

2 氷上セット

(1)魚探ポータブルバッグ

 魚探と振動子をそのまま氷上に持ち出すのは、難しく、ガーミンでは氷上用の純正バックが発売されています。

 これに下記のハンドルを入れ込むと、丁度魚探本体と振動子、バッテリーがきれいに収まります。

(2)ポータブルキットベースハンドル

 バックの中に入れて、魚探を取り付ける骨組みで、これを付けないと魚探がうまくバック内に収まりません。

 下部に魚探の下部部品が丁度接続できる部品があり、これでしっかり固定できます。

→魚探ポータブルバック(楽天のサイト)
 →ポータブルキットベースハンドル(楽天のサイト)

3 電源関係

(1)スイッチ付5A対応マキタUSBアダプター12V出力

 マキタの電動リールで使っている18Vのバッテリーをそのまま接続できるアダプターです。

 魚探の電力として12Vが取り出せ、USBコネクタが2口あるのでダイワクリスティアの外部電源にも対応しています。

 電動リールとセットで持っているととても便利です。

→魚群探知機にマキタ18Vバッテリーを使う

(2)接続用電源コネクタ

 バッテリーのケーブルにオスを取り付けて、USBアダプターの12Vコネクタに取り付けます。

 現在は防水スイッチに変更しましたが、以前は20AHバッテリーと魚探の接続に利用していました。

→マキタUSBアダプター12V出力(Amazon)
 →接続用電源コネクタ(Amazon)

4 スノーモービルハンドへの取り付け(参考)

 こちらは、ハンドルに付けてみたい方用で、以下の3つの部品できれいに取り付けることが出来ます。

 使うのは、ラムマウントシステムの1インチボールシステムを使います。

・ハンドル取り付け部品:レールベース(シングル) RAM-B-231U 1”
・中間接続具:アームパーツ RAM-B-201U-A 1” 61mm(ショート)
・魚探取り付け部品:ラウンドベース(スタッドなし) RAM-B-202U 1”

 ただ、ハンドルに取り付けられるようにすると、魚探用バックにはそのままでは入らなくなるので、ブラケット(本体の後に付く部品)がもう1セット必要になります。

→スノーモービルハンドルに魚探を取り付ける

5 まとめ

 既に釣れるポイントをいくつもチェック済で、釣果には困っていない方には必要のないシステムかもしれません。

 価格はセットで約96,000円とホンデックス魚探のワカサギパックの80,850円よりも少し高めにはなります。。

 ただ、湖底の状況を自分の目で確認しながらポイントをあーでもない、こーでもないと探してみたい方には是非おすすめしたいアイテムです。

 湖底図は私の作成したものをダウンロード可能です。北半分と雄子沢の地図が入っています。
 →桧原湖湖底地図データを提供します
 →詳しい使い方はこちら

2 件のコメント

  • 何時も参考にさせて頂いています、有難うございます。ご推薦のガーミンEchomap45cvを購入しましたが、説明書が多機種総合で、メーカーでは特別45CV用は出さないらしく、画面の項目の意味や使い方にかなり苦労しています。出来ましたら詳しい説明等して頂けましたら非常に助かります。

    • 荻原さん、コメントありがとうございます。

      早速45CVの画面の説明ページを作りたいと思います。

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