前から是非やってみたかった、伊勢海老釣りに行ってきました。
時期的に夏の釣りだと思っていたのですが、2週間ほど前にインスタのフォロワーさんが小名浜の沖堤で上げていたので、チャレンジしてきました。
伊勢海老釣りの情報を色々調べてみると、いわきでは沖堤以外にアクアマリン埠頭、中之作漁港が定番のポイントのようです。
エサと仕掛けは、いわきのトビヌケ釣り具で仕入れますが、この釣りのエサの岩イソメは高いです。最初で分量がわからなかったので、とりあえず1000円2パック、500円3パックを購入してみました。
埠頭の入り口にある駐車場で、早速支度をします。
今回は、天気予報で氷点下前後の気温でしたので、ウエア・靴とも氷点下10度を想定した氷上釣りの完全防寒体制です。
バッカンと発泡容器、スカリを折り畳み式のカートに固定して、突端を目指します。
このカートは、耐荷重90kgで重い荷物を付けても難なくスイスイ進むので、重いクーラーボックス等を釣り場まで運ぶのにはとても便利です。
→マグナカート(Amazonの販売ページ)
先端付近まで行くと、釣りをしているのは手前側に一組のみで、5本竿でスペースを広めにとらせてもらいました。
混雑している時期だとさずがにここまでのスペースは取れません。
仕掛けは、伊勢海老専用5本針に、10号の玉オモリ、ピンクパイプです。これに岩イソメを付けます。
伊勢海老は魚と違って、明確なアタリが出ないようなので、今回はストップウオッチを持参し、10分毎に聞き上げることにしました。
あたりも徐々に暗くなってきた16時30分に釣り開始、椅子に座って10分間じっと穂先を観察します。
上げてみて重みがある時があるので、巻き上げると大抵はヒトデ君です。
また、どうやら貝もこの岩イソメが好きなようで、足を長く出して絡みついてきたことも何度かありました。
色々調べてみたら、モスソガイと言う名前の貝で、青森では良くおでん種にされているポピュラーな食用貝でした。次回は持ち帰って食べてみたいと思います。
そのうち、右から2番目の竿の鈴がけたたましくなったので、上げてみると小振りなアナゴでした。
アナゴはとても美味な魚ですが、今回は全くの外道なのでリリースします。昔、漁港の夜釣りで大アナゴを上げたのが思い起こされます。
氷上釣りの服装はさすがに暖かく、椅子にのんびり座っていると眠くなってきます。この場所は夏場にコットを持ち込んでの釣りも楽しそうです。
時々エサの状態を見ていますが、やはり喰われている針がところどころにありエサを追加でつける必要があります。
また、アナゴがかかったと同じ竿の鈴が成り、今度はドンコが上がってきました。
21時になったので、帰り支度をしていると帰りがけの釣り人から余ったイソメをもらえました。余った岩イソメはだいたい1000円パック分あり、アイナメの防波堤釣りのエサに是非使ってみようと思います。
初めての伊勢海老釣りで、ボウズを食らってしまいましたが、とてものんびりした釣りで、次回夏場にも是非挑戦してみたいです。
コメントを残す