昨日の釣りでも色々感じたことがあったので、記載します。
1 やはりシルバーブレードは交換あり
前回の反省でも記載しましたが、シルバーブレードの効果は高そうです。
13匹の内、半数以上の7匹がこの仕掛けで釣れたので、朝方の時間を加味してもやはり効果はあると思います。
また、このブレードを付ける効果の副産物として、魚探画面により映りやすくなることがあります。
従来の仕掛けだと、オモリのみがはっきり映り、ともすると目標の水深に落とす時に、ロストすることがありました。
ブレードを2カ所に付けると、さすがにきれいに映り、群れに同期させやすくなります。
2 サビキ用ビーズは不可
今回、極小のサビキ用プラスチックビーズを使ってみましたが、魚の喰いは変わらないもののハリスが切れたり取れたりしたので、この釣りには不向きだと感じました。
サケ・マス類の仲間であるヒメマスの引きは、けっこうなもので、ハリス切れ対策は常に考える必要があると思います。
自作の仕掛けは、8の字結びのサビキで作ろうと思います。
3 ハリスは1号でも大丈夫
2回目に使った仕掛けは、上州屋オリジナル沼沢湖仕掛け(針5号、ハリス1号)で、ハリスが少し太い分喰いが心配でした。
群れに同期させてみると、喰いつきの感じは0.8号ハリスと遜色がない感じがしました。
今後1号ハリスをメインにして、仕掛けを作ってみようと思います。
また、今までFGノットが面倒で道糸PE1号にリーダーを付けていなかったのですが、今回ナイロン2号のリーダーを付けてみました。
ナイロンオンリーでもいいかもしれませんが、バッククラッシュを起こしやすいのと沈下スピードがPEに劣りそうなので、今回のようにPE1号メインに2ヒロ分のナイロンリーダーを付けようと思います。
4 大型は一発で喰ってくる
今回の釣りでは、尺足らずを筆頭にいいサイズのヒメマスもかなり混じりました。
仕掛けを群れに同期する過程を見てみると、大型サイズ程一発で喰ってくることが多い感じでした。
ただ、仕掛けを入れるタイミングは難しいです。
群れの直上に落としてしまうと、30号シンカーの威力でヒメマスが驚いてしまいます。
また、群れから離れた場所に落としてしまうと、群れの向きが変わって同期させることが出来なくなってしまうことが多くあります。
ヒメマスが驚かず、なおかつ視界に入る範囲の3~4m離れた付近に落とすのがベストです。
出来れば、進行方向であれば完璧で、直ぐに喰いつく確率はかなり上がります。
5 大規模魚群が復活
魚探のソナー画面では、魚が赤黒く映るので、少なくとも中型以上の魚からなる群れで、実際にいいサイズのヒメマスを上げることが出来ました。
最後に見つけた大型魚群は、岸近くの水深30mライン付近にいました。中・小型魚群も岸近くにそこそこいたので、岸辺からルアー・ジグで狙うのも面白いと思います。
今後に期待したいと思います。(画像は、昨年までの似たサイスの魚群です)
6 遊泳層が安定
先月までは、遊泳層が5m付近と浅く、カヤックで近づいても感ずかれて、とても釣りずらかったのですが、今回はほぼ12mと遊泳層が安定してきました。
前にもご紹介しましたが、表面水温が上がると遊泳層は下になる傾向が高まるようで、これからが勝負の季節になります。
5月半ばから6月までの最上層に群れがいる時こそ、ジグやルアーで狙うのが面白いと思います。
※図は、紺野香織、坂野博之「福島県沼沢湖に生息するヒメマスの動物プランクトン選択性」『水産増殖 58』2010年122pの図を元にしています。
7 2本竿を復活させるか
私の沼沢湖ヒメマス釣りは、2017年から初めてまだ6年目とキャリアは浅いです。
定位してコマセを撒いていた2017年から群れを追いかけて同期させる今の釣りスタイルにした2019年までは、2本竿でやっていましたが、2020年からは竿1本に変更しました。
今年フジタカヌーからホビーカヤックに換えて、繊細な船の取り回しをすることが難しくなってしまい、釣果も落ちてしまいました。
そこで、釣果を上げるために、2本竿についても復活を検討したいと思います。
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